62話 ページ15
『はぁっ！』
ザバーッ
「....スゲーな」
『あーもう！キリが無い！次から次へと！』
「だな。全く減る気配がなく、むしろ増えてるか？」
『....(使うしかないか...)ガスト、お願いがあるの』
「ん？何だ？」
『....ここで見た事は誰にも言わないで』
「えっ？」
『お願い』
「....分かった。誰にも言わねぇ」
『ありがとう』
シューー キラキラッ
「....今のは....」
『....私のもう一つの能力』
「えっ？だって、ヒナの能力は"水"だろ？」
『...うん。でも、レンお兄ちゃんと同じ"氷"が使えるの』
「なんでだ？」
『分からない。博士も不思議がってた』
「この事知ってる人はいるのか？」
『お兄ちゃん達とフェイスだけ』
「フェイスだけ？メンターとジュニアは？」
『知らないよ。話してないから』
「そっか。でも、何かあった時の為に話した方がいいんじゃないか？」
『...うん、でも...話した事によって避けられたらって思うと話せなくて』
「そんな事はないと思うから話してみれば？まー多少怒りはするだろうけど。主にジュニアが」
『かなぁ』
「1人で話すのが不安ならフェイスに側に居てもらえばいいと思うぜ？それで、いざって時にフォローしてもらえ」
『...うん、タイミングを見て話してみるよ』
「あぁ、そうしてみろ。ヒナが話したって言うまで誰にも言わないからな」
『うん。ありがとう』(ニコッ)
「(あー、フェイスが好きになった理由なんとなくだけど分かったかも...)」(なでなで)
『.....』
「おっと、悪りぃ、イヤだっか？」
『ううん、なんかガストってお兄ちゃんみたいだなぁって思って』
「そうか？」
『うん。ガストと話してるとお兄ちゃん達と話してる感じがして』
「そっか。じゃあ、今度から何かあったら俺にも話してくれよ。相談に乗るぜ。兄貴分として」
『うん！その時はよろしくね！』
「あぁ。さてと、ジュニアの方に行ってみるか」
『....(手がものすごく冷たくて感覚があまりない？なんで？)』
「ヒナ？どうした？」
『えっ？あっ、大丈夫！レオのところに行こ！』
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さや(プロフ) - hiimelo517さん» 大分遅くなってすみません！コメントありがとうございます！まだまだ不慣れで更新が遅いですが、読んでもらえたら嬉しいです！ (2021年6月6日 18時) (
レス) id: 2119819570 (このIDを非表示/違反報告)
hiimelo517(プロフ) - 初めまして。最近拝読させて頂いております。主人公ちゃん可愛くていつも更新楽しみにしてます^^* これからも頑張ってください…！ (2021年4月26日 20時) (レス) id: df1c4d0843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや | 作成日時：2021年4月10日 4時
