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「もうすぐクリスマスだねー！」
「ねー！」
お昼休み、すっかり4人でお弁当を食べるのが日課になっている私たち。
今日もいつものように机を囲んでいると、目の前で息を合わせて笑い合う相葉くんと、ナオ。
2人の言いたい事はなんとなくわかる。
時々私と横山くんを見てはニコニコしてるから。
「なんやねん、さっきから」
その様子に横山くんは半分呆れ気味だけど。
「聞いちゃう？」
「聞いちゃう？」
付き合う事になったって横山くんが宣言してから、何かと楽しそうにしている2人。
恥ずかしがり屋の2人を見守ってるだけだなんてそれらしい理由をつけて、絶対に面白がってるだけだ。
「鬱陶しいねん！はよ言えや！」
「それでは、ナオちゃん！どうぞ！」
「はい！2人はクリスマスはどこでデートするんですか？」
……やっぱり。
そんな事だろうとは思ってたけど。
横山くんはますます呆れた顔をした。
「なんでそんな事言わなアカンねん」
「え？それは初めての2人のイベントだからに決まってるでしょ？」
「おまえらに関係ないやろ！」
「いやいや2人の見守り隊としては…」
「そんなん頼んでへんからな！」
もー、なんなん、って溜息を吐き出した横山くん。
でも、確かにそれは私も気になる。
横山くんが部活のない日に一緒に帰ったりはするけど。
土日も部活があるし、私もバイトだったりして、なかなか時間も合わないし。
休みの日に待ち合わせして、どっかに行くなんてあの夏祭り以来していない。
クリスマスの約束だって、本当の事言うとしてなかったりする。
「まさかとは思うけど、ヨコ…まだ、誘ってないの？」
「…せやからほっとけや！」
ナオが残念そうに横山くんに視線を送る。
今度溜息を吐いたのはナオの方だった。
「じゃあA、クリスマスはカラオケ行こっか」
「えっ？」
「ヨコ、情けないから。私といよ？」
「ちょ、ちょ、ナオ！ちゃうねん！アカンて！」
慌てる横山くんに、ナオはふーんと呟いて。
「まぁ、その前にテストだけどね〜」
トドメのように言い放って、楽しそうに笑っていた。
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咲菜(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます😊拙い文章でそれぞれの気持ちが伝えきず… 力不足…申し訳ないです😥新たにお話を増やす予定はありませんが、お読みいただき、キュンキュンドキドキしていただき、ありがとうごさいます☺️ (2022年6月6日 21時) (
レス) id: 27e6913478 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 黒さんの話をキュンキュン、ドキドキしながから拝見してました！もし可能なら…黒さんがカラオケ前や電車の中などで当時どういう気持ちだったのか、最後の方で出会った時の気持ちお話してますが、もう少し黒さんバージョンも読んでみたいなぁと思いました。 (2022年6月5日 19時) (レス) @page14 id: 71977cedf6 (このIDを非表示/違反報告)
咲菜(プロフ) - かぴおさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます😄満足して頂ける結末かはわかりませんが…引き続きお楽しみ下さい☺️ありがとうございます！マイペースに更新させていただきますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2022年3月3日 12時) (レス) id: c0c5be961e (このIDを非表示/違反報告)
かぴお(プロフ) - 黒さんのお話めちゃくちゃ楽しく拝見させていただいてます！更新が楽しみです。結末が気になるところではありますが、終わってほしくもない（ ; ; ）無理なさらずにお話書いていただけたら嬉しいです！ (2022年3月2日 21時) (レス) @page1 id: 726d4675c4 (このIDを非表示/違反報告)
咲菜(プロフ) - 瑛恋さん» 日課にして頂けるなんて😭楽しみにお待ち頂きありがとうございます🥰そして登場しました！笑 今日その予定だったのでコメント見てドキドキしました！引き続きお楽しみ頂ければ嬉しいです😊 (2022年2月15日 21時) (レス) id: c0c5be961e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲菜 | 作成日時：2022年2月7日 21時
