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「やー、今日の裕ちゃん凄かったねぇ」
横山くんから一緒に帰ろってLINEが入って、相葉くんとナオと4人で歩く帰り道。
相葉くんだって出てたのに、何度もそうやって横山くんを褒めている。
「ね？Aちゃん、裕ちゃんカッコ良かったよね？」
「うん、カッコ良かった」
気付けば横山くんばっかり目で追っちゃってたもん。
「だって。裕ちゃん、カッコ良かったって」
「…聞こえてるっちゅーねん」
やっぱり横山くんは照れちゃって、そっぽ向いてたけど。
良かったねー、って相葉くんは満足そうに笑ってて。
ニコニコずっと話してるからあっという間に駅に着いた。
「そういえば俺寄りたいとこあったんだ！あ！ナオちゃんも一緒に行かない？」
「行く！」
駅に着くと相葉くんとナオがわざとらしく言い出して、じゃあねーって2人で手を振っていなくなってしまった。
残された私たちは顔を見合わせて笑った。
「なんの小芝居やねん。下手過ぎるやろ」
「だね」
「けど……やっと2人になれたわ」
「…横山くんて照れ屋な癖にたまにそういう事サラッと言うよね」
「ええやん、別に」
「…まぁ、いいんだけど」
私を見下ろす横山くんの目があんまりにも優しいから。
目が逸らせなくなって、心臓がドキドキ音を立てる。
ナオの言う通りラブラブビーム、本当に出てるかもしれない。
「…大倉こそ照れてるやん」
「…横山くんのせい」
「……アカン、やっぱり俺も照れるわ」
横山くんが目を逸らした。
ラブラブビームにやられて私はまだドキドキしてるせいで、急に何話していいかわからなくなっちゃって。
2人して黙って窓の外を眺めてた。
「…今日、来てくれてありがとうな」
「うん、横山くん本当にカッコ良かった」
「…ほんま、アカンて」
電車がホームに到着して、ドアが開く。
横山くんは頭をガシガシと掻いて
あーもう、って呟いて。
降りようとした私の手を取った。
「…もうちょっと一緒にいたい」
私の答えを聞く前に、電車のドアが閉まり始める。
横山くんが私の手を引っ張って、慌てて電車を降りた。
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咲菜(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます😊拙い文章でそれぞれの気持ちが伝えきず… 力不足…申し訳ないです😥新たにお話を増やす予定はありませんが、お読みいただき、キュンキュンドキドキしていただき、ありがとうごさいます☺️ (2022年6月6日 21時) (
レス) id: 27e6913478 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 黒さんの話をキュンキュン、ドキドキしながから拝見してました！もし可能なら…黒さんがカラオケ前や電車の中などで当時どういう気持ちだったのか、最後の方で出会った時の気持ちお話してますが、もう少し黒さんバージョンも読んでみたいなぁと思いました。 (2022年6月5日 19時) (レス) @page14 id: 71977cedf6 (このIDを非表示/違反報告)
咲菜(プロフ) - かぴおさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます😄満足して頂ける結末かはわかりませんが…引き続きお楽しみ下さい☺️ありがとうございます！マイペースに更新させていただきますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2022年3月3日 12時) (レス) id: c0c5be961e (このIDを非表示/違反報告)
かぴお(プロフ) - 黒さんのお話めちゃくちゃ楽しく拝見させていただいてます！更新が楽しみです。結末が気になるところではありますが、終わってほしくもない（ ; ; ）無理なさらずにお話書いていただけたら嬉しいです！ (2022年3月2日 21時) (レス) @page1 id: 726d4675c4 (このIDを非表示/違反報告)
咲菜(プロフ) - 瑛恋さん» 日課にして頂けるなんて😭楽しみにお待ち頂きありがとうございます🥰そして登場しました！笑 今日その予定だったのでコメント見てドキドキしました！引き続きお楽しみ頂ければ嬉しいです😊 (2022年2月15日 21時) (レス) id: c0c5be961e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲菜 | 作成日時：2022年2月7日 21時
