西川家のツンデレ姫 vol.２

出会い。 ページ9

友「そういえばさ、遥輝くんとどこで会ったの？」






今日は美寿とカフェにいて


美寿といわゆる恋バナをして盛り上がってた。









はるとの出会い、それはロマンチックでもなんでも無くて


でも、すごく驚いた。









〜過去〜




遥「あの...」



あ「え？あ、はい！」





はると私が初めて会ったのは私がバイトしてた洋服屋さん。








遥「この服のＬＬサイズ欲しいんやけど...」



あ「わかりました！少々お待ちください！」







第一印象は、「大きい人だなぁ」で


誰かに似てるな、なんていうのも思ってた。


もともと野球が好きだったから、


はるのこともファイターズのことも知ってた。








あ「こちらでよろしいでしょうか？」



遥「あ、はい。」



あ「１度、ご試着なさりますか？」



遥「してみ、ます。」



あ「わかりました。どうぞ。」








１人で来てたから感想を言ってあげなきゃって思って


試着室の前で待機してた。出てきたはるを見た時


中学生の時以来味わっていなかった胸の高鳴りが押し寄せてきた。







遥「どうですか？」



あ「お世辞とか、そういうのじゃなくて、


すっっっごく似合ってますよ！！」



遥「ほんまですか笑なら買います。」



あ「ありがとうございます！」







そのままレジに案内して、お会計を済ませた時、気がついた


この人、ファイターズの西川選手じゃんって。

＊→←西川time〜作者です〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す