【SERVAMP】末っ子は椿だと思ってた？-2-【男主】

だい48わ 戦闘開始 ページ8

《梓side》



────前話と同時刻



ウメからの連絡で地下はハズレだと連絡がきた

レ｢となると、さっきの停電も8番目絡みか。エレベーターは使わず、階段で上に行こう｣

キ｢んふふ。girlも楽しみだけど、リヒト・ジギルランド・轟も楽しみなの。ああ、あの美しいピアノ奏者をkillするのは勿体ないわ！｣

虎｢そんなにー？｣

キ｢ええ。ぜひデュエットでもしてみたいものね｣

ワーキャー騒いでるが、俺を含め、手元は確かに戦闘準備をしていた

それぞれが武器の確認をし、ガスマスクを被る

レ｢8番目達はこの上のフロアを貸し切っている。だから俺様達も2手に分ける。43階にキャッシーと虎雪、44階には俺様と梓でどうだ？｣

梓｢戦力的に考えるとそれがええな。あと、もう1フロアあるさかい、手空いたた方が最上階に行こか｣

虎｢異議なし｣

レ｢ウメに下が終わったら43階の方から確認するよう伝えてある。俺達も終わり次第向かう。逆もしかりだ｣

キ｢わかってるわ｣

はぁ、緊張するわ

久しぶりやしなぁ、対吸血鬼

さて、8番目の下位吸血鬼相手に俺達がどこまで戦えるか

不安は尽きへんけど、行くしかないんや

レ｢頭からの言葉はひとつだ。“死ぬんじゃねぇ”｣

｢｢｢諾！｣｣｣

ほな、行こうか



《Noside》

とあるホテルのフロアで、彼らは戦っていた

憂鬱の下位吸血鬼3人

そして、傲慢の主従

戦闘は白熱し、勝敗は五分五分だと思われていた

しかし、突如傲慢のSERVAMPが姿を消した

手品師の格好をした男が持つ箱によって移動させられたようだ

これで勝敗は決した

そう、下位吸血鬼達が思っていた

その時


？｢Hello,vanpaias and master｣

？｢こちらに強欲の吸血鬼はいますかー？｣


戦闘の場には似つかわしいきらびやかなドレスを着ている女とスーツを着ている男

2人はガスマスクを被っていた

？｢…見覚えあります｣

？｢オトギリ、どこでだ？｣

オ｢最初に怠惰と接触した時、ガスマスクの2人組が来た。彼らとは別人だけど、格好から無関係とは思えない｣

警戒し、じっと2人を睨みつける女

それに反し、2人組は呑気に話していた

？｢あれ、もしかして上が当たりだった？｣

？｢けど気配が濃いのはここよ。どうする？すぐに向かってもいいけど、きっと追いかけてくるわよ｣

？｢だよね？なら｣

？｢っ、ベルキア！｣

眼帯の男が叫ぶと同時に金属のぶつかり合う音が響く



？｢先に君達と遊ぼうか！！｣

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