【SERVAMP】末っ子は椿だと思ってた？-2-【男主】

だい46わ 雰囲気破壊者 ページ6

《みつるside》

ヤホー！！みつるだよ！！

え、うるさい？ごめんなさい

…僕、誰に言ってるんだろう？

？｢誰だ貴様ら！｣

？｢…あんたは、この前の｣

キッと睨んでくるのは7番目のイヴ

その隣の色男は、7番目

んで、チェーンソーを持ってる緑髪が綿貫桜哉

えっと、ボコボコにしても大丈夫なのは…

梅｢7番目の方だけよ｣

み｢うえっ！？｣

梅｢あんたの思考回路は単純なんだから。これくらい表情見なくてもわかるわよ｣

そ、そうなのか

これからは気を付けよう

梅｢それに…。そうね、挨拶くらいはしましょうか｣

ん？なんて思ったけど、そうだった

僕ら突然乱入してきた上に｢誰だ｣なんて聞かれてたんだった

…墓穴掘ったりしたらヤだからウメが先に言うの待ってよっと

梅｢お久しぶりね。あえて名乗るのならば“キサラギ”よ｣

み｢僕は初めましてかな？“フミツキ”って呼んでよ！｣

ふんふん、こんな感じか

さてと、ここには綿貫桜哉だけだし

ちゃちゃっと済ませて上に行ったほうがいいのかな？

梅｢単刀直入だけど。綿貫桜哉君。ここに強欲はいるのかしら？地下に気配は無いから、いたとしても上だろうけど｣

園｢…強欲だと？貴様らは何が目的だ｣

み｢そのまんまだよー？僕達、とある理由で強欲を助け出しに来たのだ！｣

梅｢勘違いしないでちょうだいよ？別に私達は貴方達、どちらの味方でも無いんだから｣

結構喋ってる？

嫌でもこれくらいなら勘ぐられることなんて無いよね？

確か7番目には永介が電話で“頭”がどーのこーのって話してるみたいだから出して無いし

本名も名乗って無いし

顔も見せてないし

うんうんと頷いていたらイヴの方が綿貫桜哉に何か言ったらしい

急にチェーンソーで派手な音を出しながら｢あああああ！！｣と叫び出した

え、どしたの？生理？

桜｢お前は、お前らは、真昼は、わかっていない｣

み｢へ？｣

桜｢この戦争の意味を…｣

戦争の意味？

わかっていないって、当たり前じゃん

別にキョーミないし、頭が重要視してないし、僕当事者じゃないし

そもそも僕、馬鹿だしぃ？

その椿ってのは“鍵”を探してるらしい

その手段として戦争が行われてるとか

…うわぁ、なんて傍迷惑な探し方

引くわーマジ引くわー

戦うのが好きな僕でも引くわー

頭ならあらゆる情報網を、足を使って効率的に動くのに

頭って確か末っ子なんだよね？

…いや、そんなの関係無いね

答えは1つだ





やっぱり“頭”が凄いんだ！！




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