47話 ページ50
「よくぞ、聞いてくれたネ!ベスティとは"友達"ってことさ!」
「ベスティねぇ?そんなに仲良くしてたっけ?」
「ヒドイ!めちゃくちゃ仲良しだったじゃん!2人で授業サボったり、夜中に家を抜け出してパーティーしたり、マフィアのボスに追いかけられたりしたじゃ〜ん!」
『マフィアのボス!?』
「違うから本気にしないで。誇張しすぎ」
「半分以上は合ってるでしょ?適度な嘘は魅惑のスパイス〜♪」
「だとしても、ヒナちゃんの前ではやめて」
「ソーリー、ソーリー!ていうかDJ、相変わらずだネ。ウエストとサウスの試合って再審中でしょ?ソレを面倒事扱いして逃げてきちゃうなんて」
『あ、結局再審になったんだ』
「大丈夫でしょ。そういうキミはどうなの?」
「試合ならもう終わったヨ。イーストはノースにコテンパンにやられて、一瞬でかたがついちゃった」
『(レンお兄ちゃんのところが勝ったんだ)』
「でも、まぁ、途中で抜け出してきたのは一緒。空いた時間でお仕事しようと思ってさ」
『仕事?』
「そう!」
「あぁ、副業の情報屋?」
「NO、NO!副業じゃ無くて本業だヨ、「ヒーロー」になる前からずっとやってる事だし」
『じゃあ、「ヒーロー」が副業って事になるの?』
「YES!「ヒーロー」は隠れ蓑みたいなものサ!これからクライアントと会う約束してるんだ。だからすぐに出て行くヨ〜」
「ふぅん....?ていうかビリー、一つ聞きたい事があるんだけど」
「よしきた!聞きたい事がある時は、ミリオンが誇る情報屋!ビリー・ワイズにまかせなさい...」
「依頼はしないよ」
「むむ、ざんねん...てっきりヒナっちのスリーサイズかと思ったのに」
『えっ!?///』(ススッ)(※フェイスの後ろに避難中)
「....怒るよ」
「まぁいいや」
『....(よくない!)』(ギュー)
「大丈夫だから」(ポンポン)
「(それは自分で知ればいい事だし)次、何か言ったらリスクが無くてもやらないから」
「オ〜、それは勘弁してヨ、もう言わないヨ。それで、DJの頼みなら、ちょっとは融通きかせちゃうヨ」
「ありがとう。うちのチームの事なんだけど...何でメンターが1人しかいないのか、その理由を知ってたりしない?」
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さや(プロフ) - 星空ブリキさん» 大好きと言ってもらえてすごく嬉しいです!ありがとうございます!更新遅めですが、頑張ります! (6月2日 9時) (レス) id: 2119819570 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 作品が大好きです! エリオスRはつい昨日知ったばっかりなのですが、それでもめっちゃ面白いです! ゆっくり待ってます📣 (6月1日 20時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さや | 作成日時:2021年2月15日 0時