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2話 ページ4

「それを「つるんでる」って言わずに何て言うんだよ....駄目だ、もう行こうアキラ。このままだと引き下がれなくなりそうだ」

「おい、ウィル!まてよ!....ったく....。悪いなガスト、嫌な気分にさせちまっただろ」

「いつもの事だ。気にすんな。それより今日からお互い頑張ろうぜ!アキラ」

「おう、またなガスト!」






「......」

「お前なぁ、いい加減にしろよ。ガストと顔合わせる度にあんな態度とりやがって」

「俺だってあんなやりとりしたくないよ。でも俺は、アキラが心配なんだ。また口車に乗せられて不良の仲間入りなんてしたら....また、あんな事になったらって....そしたらヒナはって思うと....」

「ガキ扱いすんじゃねーよ。あれから何年経ったと思ってんだ?オレは成長してんだよ!ヒナだって大丈夫だって!日々、目にも止まらねーような天才的なスピードでな!」

「あ、レンだ」

「っ、聞けよ!」

「いや、だってレンが.....よかった、ちゃんと起きられたんだな。あいつ昔から朝が弱かったし、ちょっと心配してたんだけど....おーい、レン!」

「......」

「おはよう、自力で起きれたんだなぁ。えらい、えらい。あぁそうだ!聞いたぞ、トライアウト(選抜試験)の結果!トップの成績で合格したんだって?すごいなぁ。俺、自分のことの様にうれしかったよ。今日の式典で挨拶とかするのか?ルーキー代表みたいな感じで」

「そんな風に構っても気分が悪くなるだけだぞ。ウィル」

「.....」

「よぉレン、相変わらず冷めたツラしてんな。いい成績とるのも当たり前だって言いてーんだろ?アカデミーでも.....いや、それより前からずっとそうだったもんな?」

「.....お前は相変わらず間抜け面だな。僻み丸出しで恥ずかしくないのか」

「あ?てめぇっ、げほげほ!ごほぉ!」

「最悪....」

「おい、今オレの事病原菌みたいに思っただろ?」

「「みたい」じゃなくて病原菌だろ。風邪なら家で寝てろ、迷惑だ。ヒナにも感染る」

「くそっ、この野郎!感染らねーよ!」

「やめろ!アキラ!レン!いい加減にしろよ、お前達。ヒナが居ないとすぐそうなる。顔合わせる度にいがみ合うなんて悲しいじゃないか....」

「.....お前が言えた義理かよ」

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さや(プロフ) - 星空ブリキさん» 大好きと言ってもらえてすごく嬉しいです!ありがとうございます!更新遅めですが、頑張ります! (6月2日 9時) (レス) id: 2119819570 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 作品が大好きです! エリオスRはつい昨日知ったばっかりなのですが、それでもめっちゃ面白いです! ゆっくり待ってます📣 (6月1日 20時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さや | 作成日時:2021年2月15日 0時

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