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ある日の午後、今日もリドルお坊ちゃんは熱心に勉学に励んでいる
「終わりました」
『相変わらず早いな、んじゃ休憩にしよう』
「はい！」
お手伝いさんに紅茶を入れてもらい、二人でほっこりする
「ひとつ、お聞きしたいことがあるんですが…」
おっなんだ？藪から棒に
『何でも聞いてくれて構いよ』
特に秘密ごとは無いからな
「Aさんのユニーク魔法ってなんですか？」
『あー…期待するなよ？ショボいから』
お坊ちゃんみたいにカッコいい首輪とか出ないからな
『つっても、見せられるもんじゃないしな』
「もしかしてお嫌でしたか…すみません」
シュンッとしてうつむいたリドル坊っちゃん
違う違う！そんな悲しそうな顔しないで！！
精神的ダメージ大だな…坊っちゃんのへこんでる顔
『そうじゃなくて、俺、不老不死なんだよ』
「不老不死…？」
『そう、死なない体なの』
それが俺のユニーク魔法、というか体質
回復力が他の人より早いとか、自分にしか使えない面白味のないスキル
『つまらないでしょ？不老不死な事以外は何も出来ないんだから』
笑っちゃうよね〜ってリドル坊っちゃんの方を向いたら何故か不満げな表情をしていた
なに、紅茶渋かったの？
「不老不死って、凄いじゃないですか」
『そう？』
「誇っていいと思います、唯一無二じゃないですか」
『あははっありがとう』
ムッスーとした顔をしたと思ったら、次は何か考え込んでる様子だ、忙しいな
「…質問なんですが、僕のユニーク魔法を使ったら…」
『…あぁ、死ねるだろうね』
「っ！」
『だから、俺には使わないでね？』
「もっ勿論です」
坊っちゃんは勢いよく頭を縦にふる
「…僕以外では死ねないって事ですか」
リドル坊っちゃんは何故か嬉しそうに聞いてくる
ん？もしかして俺のこと殺したいの？泣くよ？
『まぁ、ひとつ別の方法もあるけど…知りたい？』
「教えてくださるのなら是非…！」
『それはね〜』
未練が無くなって、死んでもいいと思えた時だよ
「それは…どういう」
『まぁ、例としては、愛する人が亡くなって俺も後を追いたいなって思えたときかな』
『さて、おしゃべりはここまでにして次の授業をしようか、丁度いいから魔法史をやろう』
「…はい」
リドルがまた考え込んでいるのをAは気づかなかった
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✖️ - しゅき❤️ (2022年1月29日 21時) (
レス) @page28 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - うへぇあ……えええええ……いやもう、ほんと……え……っ……すきです……(語彙力) 今でも更新待ってます…… (2021年11月14日 13時) (レス) @page28 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
フィオ。(プロフ) - とても面白いです！続きを待っています！頑張ってください。...１年...前？ (2021年8月28日 16時) (レス) id: a9b8fffe42 (このIDを非表示/違反報告)
たるち(プロフ) - 一年前に更新停止しちゃってる。。。もう無理そうですね。 (2021年5月1日 14時) (レス) id: 3d2a0831b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 更新停止・・・いつまでも待っています！すごく面白いです！ (2020年11月22日 13時) (レス) id: 6b2d838dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャパツ | 作成日時：2020年4月13日 1時
