28 ページ28
数日が過ぎ、特にこれといった問題は起きていない
毎日レオナ坊っちゃんは自分のテキストを瞬殺で終わらせダラダラしている
なんなら暇な時間に俺で遊んでる、このやろう
今日だってものの数分で課題を終らせ、もうやることがない
今はレオナ坊っちゃんの膝の上でされるがままに弄られている、やめろ
そんなに普通の人間が珍しいか獣人め、ケモミミ俺にだって触らせろモフモフさせろ！！
『レオナ坊っちゃん、俺なんで雇われたんでしょう』
「俺のお世話係」
それは執事さんの仕事だろうが
「あと暇潰し要員だな」
『…一応家庭教師として来てるんですけどねぇ』
レオナ坊っちゃんと時間潰しにしゃべっていると、大荷物を持ったメイドさんが数人入ってきた
？坊っちゃんどっか出掛けるのかな
「やっと来たか、じゃ後は頼む」
「はい、かしこまりました」
レオナ坊っちゃんは俺を置いて部屋から出てしまった
メイドさん達はすごくいい笑顔で迫ってきている
「さてA様、準備はよろしいですか？」
『…え？』
ーーーーーー
『…』
屈辱…圧倒的屈辱だ
なぜ俺が…は？
俺は意味がわからず、放心している
「レオナ様、終わりました」
「ご苦労だったな、下がっていいぞ」
「はい、失礼します」
メイドさん達は満足そうな顔をし、そそくさと去っていった
『おい…』
「ん？どうしたよ先生」
坊っちゃんは挑発的に聞いてくる
『なんで俺が女装をされなきゃならねぇんだ』
俺の格好はきらびやかなドレスに黒髪ストレートのウィッグ、それにライオンのつけ耳までついている
これじゃあどっかのお嬢様だ
「似合ってんじゃねぇか、Aちゃん？」
『殴るぞ坊っちゃん』
今の俺は怒りで手加減できないぞ？やっか？
「ふむ、これなら出られるな」
『…どこに、』
なんか、嫌〜な予感がするぞ
前も言ったが、俺の勘はよく当たる
「決まってんだろ、来週末に開催されるパーティーだ」
『…は？』
俺は、生涯でもっとも間抜けな声を出してしまった
今なんて言ったこいつ
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←27
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2272人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
✖️ - しゅき❤️ (2022年1月29日 21時) (
レス) @page28 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - うへぇあ……えええええ……いやもう、ほんと……え……っ……すきです……(語彙力) 今でも更新待ってます…… (2021年11月14日 13時) (レス) @page28 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
フィオ。(プロフ) - とても面白いです！続きを待っています！頑張ってください。...１年...前？ (2021年8月28日 16時) (レス) id: a9b8fffe42 (このIDを非表示/違反報告)
たるち(プロフ) - 一年前に更新停止しちゃってる。。。もう無理そうですね。 (2021年5月1日 14時) (レス) id: 3d2a0831b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 更新停止・・・いつまでも待っています！すごく面白いです！ (2020年11月22日 13時) (レス) id: 6b2d838dbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チャパツ | 作成日時：2020年4月13日 1時
