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それからというもの
悔しいからと毎度鬼ごっこから始まり、勉強に終わる
そんな日々を繰り返していた
「そもそも、俺達エレメンタリースクールに通ってるんだから放課後に勉強する意味がわかんね〜〜」
『たった週に二回でしょうが』
今日も二人を捕まえ、無理やり椅子に座らせる
フロイド坊っちゃんはぶつくさ言いながら渋々テキストを開いた
「俺とジェイド、頭良いんだよ？知ってる？」
『はい、それは勿論』
この二人は天才だ、どちらも特出した才能を持っている
『私は、貴方達の才能を伸ばすために雇われたんです』
「ふんっ！今のままでもそこいらの雑魚より俺達の方が上だしぃ？陸の生き物に出来っこないよ！！」
『それは、私に一度でも勝ってから言ってください』
「ぐぬっ…」
なーんて、余裕ぶって言ってるけど、この双子の学習能力まじやべぇよ？
鬼ごっこでも数を重ねる事に捕まえずらくなってるし、双子だからかコンビネーションバッチリ
…そろそろ危ういかなぁ
「まぁまぁフロイド、私はAさんの授業学校よりもわかりやすくて好きですよ？」
フロイドもそう思ってますよね？と、ニコニコした笑顔で問いかけている
「まぁ…少しは」
ジェイドは顔を赤らめそっぽを向いた
は？可愛い
…しまった、生意気だからと手を掛けずぎてコイツらが可愛く見えてきた
まぁ、リドル坊っちゃん同様この双子は顔が良い
仕方のない事では？
「あっカジキにしよう」
『え、突然どうしましたか？』
「アンタの名前、ずっと考えてたんだよねぇ」
ケタケタ笑いながら指を差してくる
「おや、また面白いあだ名をつけましたね、フロイド」
ジェイド坊っちゃんは相変わらず笑顔のままだ
『…私、人間ですけど』
「んなの知らねぇ」
ガシッ
「えっ」
グリグリグリグリッッ
「痛い痛い痛い！！急に何すんの！？暴力反対！！」
『年上は敬え、私の事は先生、もしくはAさんと呼べ』
「フハッ、フロイド…！ふふふっ痛そう…！流石Aさんっ！！」
「ジェイド笑ってないで助けろよ〜〜！！」
おお、ジェイド坊っちゃんが何故かツボに入ってる、珍しい
『先生』
「……カジk」
ガシッ
「わかったよ！先生！！」
『うむ、よろしい』
俺は満足して頭を離した
「大丈夫ですか…っフロイド…」
「地味にまだ笑ってるの知ってるんだからな」
「すみません、…ふふっ」
こういう年相応の反応が新鮮で楽しい、…リドル坊っちゃんと少年達は友達になれただろうか
ふと、あの子達の事を思い出して遠くを見つめた
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✖️ - しゅき❤️ (2022年1月29日 21時) (
レス) @page28 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - うへぇあ……えええええ……いやもう、ほんと……え……っ……すきです……(語彙力) 今でも更新待ってます…… (2021年11月14日 13時) (レス) @page28 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
フィオ。(プロフ) - とても面白いです！続きを待っています！頑張ってください。...１年...前？ (2021年8月28日 16時) (レス) id: a9b8fffe42 (このIDを非表示/違反報告)
たるち(プロフ) - 一年前に更新停止しちゃってる。。。もう無理そうですね。 (2021年5月1日 14時) (レス) id: 3d2a0831b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 更新停止・・・いつまでも待っています！すごく面白いです！ (2020年11月22日 13時) (レス) id: 6b2d838dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャパツ | 作成日時：2020年4月13日 1時
