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数日後___
《Aside》
放課後、私は教室で帰宅準備を整えていた
秋の選抜準決勝まであと3日……
創真は順調にアイデアを出せてるのだろうか……
えりなに手助けしちゃダメって言われちゃったし……
でも、様子見ぐらいは、いいよね？
助言とかはほんの少しで、あとは創真が勝つよう祈ろう！
そうとあらば調理室へ出発！
生徒のほとんどは自由に使っていい調理室で自分たちの腕前を上げている
創真もきっといるはず！
タターッと走って調理室へ向かう私
階段を降りて、廊下を走っていく
A「ん？…………」
あれ、調理室どこだっけ
《叡山side》
やっと退屈な時間が過ぎ去り、鞄を持って帰宅の準備をする
帰ってあれやこれやの事業の株なりなんなり済ませてゆっくりするか
と、廊下を歩いていると見慣れた姿が一つ
叡山「……」
あいつか……
A「えっと……あ、あれ？
もー、この学校広すぎてよくわかんない……」
あたふたするAを見つけてしまった
叡山「おい」
声をかけると、Aはこっちを振り向いた
が、瞬間表情が動揺と不安を象徴した物へ変わった
A「あ、う、先輩……こんにちは」
そういってAは頭を下げてさっとその場を後にしようとした
A「あっ」
その直後、足がもつれAはその場で転んでしまった
なにやってんだこいつ……
叡山「は、間抜け」
A「あ……慌ててただけです」
さっと立ち上がって踵を返そうとするのを俺は静止した
叡山「お前、迷ったのか」
A「………はい」
叡山「どこに行くんだ」
A「……調理室に」
気まずそうな顔だな
ま、俺があんなふうにしちまったのが良くなかったんだろう
しょうがねぇ、埋め合わせには足りねえかもしれねぇがちょっとは警戒を解いてやらねえと
叡山「案内するぜ？……良ければ、だが」
Aの俺を見る目が一瞬変わった
しかし、すぐに首を横に振る
A「いえ！結構です……
この階にあるはずですので！」
叡山「ほー、“2階”にある調理室に行くのになんでお前は今“5階”にいるんだろうなぁ」
A「え」
途端にAの顔が恥ずかしさで赤くなるのが分かった
叡山「どうする？」
A「………」
嫌々ながらも、Aは俺と調理室へ行くことになるのだった
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nana131(プロフ) - すごくおもしろかったです続きがみたいと思いました。 (4月18日 18時) (
レス) @page23 id: 8c0ea0fb10 (このIDを非表示/違反報告)
Sorachicchi122(プロフ) - 一日もかからずに一気に見ちゃいました！なぜかん何もすごい作人が作れるのか…ほんとに楽しみにしています！投稿頑張ってください！ (2022年9月23日 18時) (レス) @page23 id: d1c2aa4326 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 最近、食戟のソーマにハマり読ませてもらいました！すごく素晴らしい作品です！ぜひとも！戻ってきて欲しいです！更新まってます！！！ (2021年8月12日 23時) (レス) id: f64d60a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
なん - 面白すぎて、一気に読んじゃいました！また更新されるのを楽しみにしてます！ (2021年6月11日 5時) (レス) id: f00610c5f2 (このIDを非表示/違反報告)
kmerj(プロフ) - はじめまして！拝見させていただきました！とても面白かったです！更新大変だと思いますが頑張ってください＾＾ (2020年9月25日 0時) (レス) id: 72f61163d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天龍丸 | 作成日時：2015年6月4日 20時
