私、髪の毛結んだらモテ期きましたよ。２【ハイキュー・逆ハ

第56話・声 ページ19

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ガララララッ！



『ぐっはぁ…！！』







盛大にドアを開けたどり着いた。体育館



私はそこにぱたっと倒れた。

そりゃそうだ、アイツら(キチガイ共)から逃げ回ってる私の足でもあんなに間を詰められたんじゃ

足も限界になるってんだ






結局曲がり角使ったり、草むらに隠れたりして何とか逃げてきたけど…









『水ぅ…、』





喉がカラッカラだ


あ、でも自分で行かなきゃだ。あいつらが水をくれるわけが無い「…Aー、はい、水。」









『……思ったそばからそれかい！』


日向「えっ！？何が！？」


『あ、いや何でもないわ…。ってこの水あんたのじゃん飲めないよ』


日向「いや、Aが飲んだ後に俺が飲……洗っとくから！」


『信用しようと思ったけどやめた、飲んだら自分で洗う』


日向「そ、そっか…。」





日向はすくっ、と立ち上がってテコテコとコートの方へ向かった。








『日向、ありがと』


私はちゃんとお礼は言ったぞ。

礼を言わないほどクソじゃない。






多分あいつには聞こえてないけど「A、今“ありがと”って言った？」



『』



日向「言った！Aが俺に！！え、俺だよね？」



『うるせぇ！つーか聞こえてたのかよ！！耳いいな！！』




日向「Aの声は耳に入りやすいんだよ！」



『え』


日向「ん？」



『いや、私の声って聞きやすいんだなぁって…』


日向「うん。聞きやすいよ？」


『あ、はい。』←







沈黙が走る。

私沈黙嫌いなんだけど。



たまらず水を飲む。

『ふう…』




一息つくと、瞬間移動でもしたのか？

月島が立っていた。








月島「A。」



『ん…？』



効果音はズゥゥーン…、こいつは身長が高すぎて頭の方が影になってる。怖い。








月島「ねえ、A。単刀直入に聞くよ」


『断る』


月島「なんで僕達のこと避けるわけ？酷いんだケド。」





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