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乙「と、時崎さん?」
『そう。時崎A』
幼き頃の乙骨と手を繋いでビルを出る。
『君には幼馴染…かな。が居るんじゃないか?女の子で』
乙「!」
里「憂太ー!!」
『ほら、来た』
乙「何で知ってるんですか…?」
『…ふふっ、俺は何でも知ってるんだ。詳しいことはまた未来で』
乙骨の頭を一撫でし、指を鳴らす。
『…辛い思いをさせる。すまない。でも、そうじゃないと…』
指が鳴る。
『君は一生、辛い思いをするからね』ボソッ
乙「あれ…?」
里「憂太?どうかしたの?」
乙「いない…」
里「誰が?」
乙「…ううん、何でもない」
彼と彼女が再開するまで、あと6年_
『真希!真依!』
希「!」
依「Aさん!」
『やっ!お菓子持ってきたよ』
希「やった」
『二人とも此処の菓子好きだろ。直哉には秘密やで』
依「うん」
シーっと3人で人差指を口元で立てる。
『ふふっ_(原作では絶対見れないぞ、こんな尊い二人)』
希「Aはナイフとか匕首以外にどんな呪具を使ってるんだ?」
『んー…刀、鉈とかかなぁ…もう匕首ばっかだな』
出されたお茶を啜り、一言。
『実は俺の姉貴たちは皆、術式も持っていない。だけど2級術師なんだよ、四人の内2人は』
依「本当?」
『本当。まぁ皆嫁行ったけど』
希「私でもなれるか?」
『なれる。俺の知り合いに真希と同じような人が居るんだ』
ニコニコと紅い目を細めて言う。
『二人は呪術師になれるよ。俺が保証する』
直「あ、おった!!」
『ゲッ』
直「何や、3人で茶会か?ずるいわ」
『何、欲しいんか』
直「あかんか?」
『あかん。後は五条たちの分やから』
直「またアイツか。アイツばっか」
『…オマエそんな性格やったか?』
直「何の事や?」
『いや、何でもない』
直「それより頂戴な、それ」
『…栗大福奪おうとするな。また買ってきてやるから』
希「マジか」
依「ありがとう」
『…苺の方も買うか』
直「(コイツ二人の事になるとチョロなるな。あ、甚爾君のとこの子らもか)」
『伊知地』
伊「時崎さん」
『お疲れさん。五条からパワハラ受けてねぇか?』
伊「大丈夫ですよ。家入さんや時崎さんは言ってくれるので」
『そっかそっか。はいこれ』
伊「…香?」
『癒しの効果があるんだ。良かったら使ってくれ』
伊「ありがとうございます…!」
『じゃ、補助監督の勉強頑張れよ』
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雫(プロフ) - プスメラウィッチさん» ちゃんと五条オチですよ…そろそろ引っ付かせたいですね… (2021年6月18日 19時) (レス) id: 47da84ba1d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雫さん、この小説は五条悟オチですか?いつ五条悟と結ばれて欲しいです。お願い出来ますか? (2021年6月14日 16時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
お餅モチモチ - 初コメ失礼します!面白いです!更新頑張ってください! (2021年6月6日 3時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ありがとうございます! (2021年5月7日 21時) (レス) id: fa51e1904f (このIDを非表示/違反報告)
にょんこ - 夢主がドストライクです…めっちゃ好き!!!更新頑張ってください!! (2021年4月29日 13時) (レス) id: 84ac37282a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫 | 作成日時:2021年4月1日 13時