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『The 田舎だね』
電車から降り、駅を出る。
灰「ですね！」
七「Aさんの実家もこんなんでしょう」
まぁ…うん。
田んぼはめっちゃあるよ、うん。
『まぁそうだな。今回は…』
七「二級です。行きましょう」
『だな』
相変わらずしっかりしてんなと思った私であった。
『ん、終わり』
ナイフをケースに入れ、伸びをする。
七「帰りましょうか」
灰「ですね！」
…ん？待て、土地神出てきてないよな…？
『…ちょい待て。二人とも、ここから離れて』
灰「え」
七「何故ですか？」
『気配が…』ﾄﾞｫｫﾝ
あーあ…来ちゃった。
『取り合えずここから離れて。一級だ』
風が吹く。
草木が揺れる。
『…楽しもうじゃないか』ﾆﾔｯ
何故か面白そうになる予感がした。
七海side
諒さんが突然「ここから離れろ」と言った。
と、同時に呪霊が降って来た。
七「諒さん!!」
『ん、どした』
私達を避難させ、呪霊の攻撃を交わしながらこちらを見ている。
灰「俺も…!!」
『灰原と七海は待機。先輩命令だ』ﾆｯ
七「ッ…」
諒さんは特級術師。
きっと大丈夫だろう。
『《光陰操呪法・寸》』
パチンッと諒さんが指を鳴らす音が聞こえたと思えば呪霊が叫ぶ。
灰「早い…」
七「…ですね…」
思わず呟いてしまう。
諒さんの術式は時間と空間を操る。
だから本人以外は瞬間移動のように見えるのだ。
『硬いな！』
匕首を持った諒さんが言う。
…笑ってる。
再度、指を鳴らす音が聞こえる。
と、同時に呪霊が祓われる。
『終わり…っと』
ハァーと腰を曲げてた諒さんが天を仰ぐ。
…綺麗だと思った。
諒さんの紅い目が。
『ん、おーい？終わったぞ？』
七「ッ、はい」
『…どした？熱？』
灰「七海、無理したら駄目だぞ！」
『灰原の言うとおりだぞ。さ、帰ろう』
スタスタと前を歩く諒さんの隣に灰原が歩く。
『強くなったな。先輩として嬉しい』
ニッと笑う諒さんは何処か幼さを感じる。
…五条さんが好きになるのも仕方ないか。
『七海、置いてくぞ』
七「、はい」ﾌｯ
『笑った…だと!?』
七「何ですか悪いですか」
灰「珍しい！」
『いやー美形は良いなぁって』
…アナタもでしょう…。
この天然誑しが…。←
七海side 終
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雫(プロフ) - プスメラウィッチさん» ちゃんと五条オチですよ…そろそろ引っ付かせたいですね… (2021年6月18日 19時) (
レス) id: 47da84ba1d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雫さん、この小説は五条悟オチですか？いつ五条悟と結ばれて欲しいです。お願い出来ますか？ (2021年6月14日 16時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
お餅モチモチ - 初コメ失礼します!面白いです!更新頑張ってください! (2021年6月6日 3時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ありがとうございます！ (2021年5月7日 21時) (レス) id: fa51e1904f (このIDを非表示/違反報告)
にょんこ - 夢主がドストライクです…めっちゃ好き！！！更新頑張ってください！！ (2021年4月29日 13時) (レス) id: 84ac37282a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2021年4月1日 13時
