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🔍番人、契約する。 ページ8

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『……正社員。』

派遣の護衛の何倍だっけ、と指で数えようとしたけれど
格段に昨日までとは桁違いで思わずごくりと唾を飲み込む。


もちろん派遣の分際で逆らうことなど出来なかった。



それに、絶賛一人暮らしを望んでいた俺にとって、
寮が提供されると聞いて飛びついたのもある。


軽くボディーガードをして、それでお金が貰えて
おまけに人並み以上の生活を送れる。

なんて出来た優良案件なんだ、と胸を躍らせながら教えられた住所の場所に到着した。





口外しないように、と硬く口止めされていたからか、
えらく大きな物件だことで。

…え?アパートの一室じゃないの?






ハンビン「Aヒョンですよね、今日からここに住む。」

『…え?』





恐る恐るインターホンを鳴らせば、
どうして顔見知りのスターが登場すんの、って話。

🔍番人、騙される。→←🔍番人、提案される。



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作者名:笹野。 | 作者ホームページ:https://twitter.com/sasanopandadesu  
作成日時:2023年8月18日 11時

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