６話 ページ8
詩音が、ものスッゴイ笑顔で威圧をかけた後、誰も何も言わなかった。
まぁ、ジン達は、この双子の雰囲気を感じた事があるぞ、何処でだ？という感じの視線を送ってきていたが。
ｳｫｯｶ「もう直ぐ着きやすぜ」
ジン「だとよ」
諒音「うん！そだねぇ」
詩音「もーけがしちゃダメだからね…きょうはありがとぉ」
諒音「ありがとう！」
詩音は、手をヒラヒラさせ笑顔でお礼を言い、諒音は、元気よく大きな声でもう深夜だという事を忘れるくらいに。
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「眠くならないのかしら」
詩音「げんきいっぱい諒音には負けるけど…」
諒音「かったー」
ジン「そんなモンで勝ったとしても得は、ねぇだろ」
諒音「えぇ〜。げんきは、だいじだよ〜、じん〜」
ジン「いらねぇ」
詩音「ツンデレかな??」
諒音「そっかーツンデレなのかー」
ジン「な訳ねぇだろうが」
諒音・詩音「いたたたたっ!?」
また、フザけた事を言った為に双子は、ジンに両手で頭をギリギリされ今度は、ウォッカに助けられたのだった。
……
双子を家に帰した後、ジン達は、再び車に乗りアジトへと帰っている。
ｳｫｯｶ「…兄貴、あのガキ(ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「さとねとしおんよ」…あんたもですかい」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「名前は、ちゃんと読んであげるべきよ…まぁ、もう会う事もないけれど」
ジン「…いや、会うかもしれねぇぞ」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「え？」
ｳｫｯｶ「何でです？」
ジン「あいつ等の行動力、観察力、状況判断は、普通の子共のソレじゃねぇ…しかも少し武術を齧ってやがる」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「そういえば…さとねは、パチンコで、あの男の眼を一発で当てていたわね」
ｳｫｯｶ「兄貴達の傷の手当は、ガ…しおんがしたんでしたっけ？」
ジン「ああ」
ｳｫｯｶ「じゃあ、あいつ等を組織に」
ジン「入れねぇよ」ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「入れないわよ」
ｳｫｯｶ「え？」
ジン「フンッ」ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「ふふっ」
珍しい事を目の前にして混乱しているウォッカを他所にジンとベルモットは、とても嬉しそうにしていて暫く、組織の中で噂になったそうな。
……
諒音「きょうは、おもしろかったねぇ」
詩音「そうだね〜。あっ、これかばんにいれっぱなしだった！どうしよう」
家に帰ってベッドの上にいる諒音達。
詩音が、ハンカチで綺麗に包まれたソレを鞄から出し諒音に見せた。
諒音「あー、あのおじさんがもってたやつ」
詩音「そう、じゅうだよ」
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夜桜 蝶(プロフ) - 柘榴さん» 初めまして！ありがとうございます(*´ω｀*)更新は少しゆっくりですが赤猫ちゃんと頑張っていきます！ (2017年7月8日 12時) (
レス) id: 8019787952 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - これからの、更新を楽しみにに待ってます (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - 初めまして柘榴といいます。姉妹から双子に転生するのは知っていましたが、幼馴染からなると言うものは、初めて見つけたので興味をそそられました。 (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い桜模様の猫&不思国アリス x他1人 | 作成日時：2017年5月27日 22時
