５話 ページ7
詩音｢いもうと…おねぇちゃんがよかったけどしかたない｣
諒音「しおん!?わたしがおねーちゃでなにがふまん？なの!?」
ションボリとして言う詩音に半泣きながらもツッコミを入れる諒音。
そんな双子を目の前にしているウォッカとベルモットは、何かに対して驚きを隠せないでいた。
一番最初に気がついたのは、ジンで「何に驚いてやがる」と怪訝そうに言葉を吐く。
ｳｫｯｶ「な、何でガ(諒音・詩音「ガキじゃないっ」…こいつ等がアニキの名前を知っているんですかい？」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「私も気になるわ」
詩音・諒音「？…なに」「いってるの？」「じんのこと」「おねーさ」「よんでたでしょ」
ジン「やめろ。気持ちワリイ」
ベルモット達の疑問に答えるたのだが、諒音と詩音が交互に喋った。
しかも息がピッタリ過ぎて一人が喋っているように聞こえてしまう程の感じで。
それが気持ち悪かったのかジンとウォッカが顔を顰め、ベルモットは、感心していた。
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「凄いわね」
諒音「ふたごだからね！」
詩音「……はぁ」
諒音「わたしが、そんなにきらいなの!?」
詩音｢きらいじゃないよ…すきともいってないけど｣
諒音｢ふぁ?!じ、じん〜( /；∀；)/｣
詩音に目を逸らされた諒音は、隣にいたジンに泣きつく。
勿論、ジンは、「くっつくな」と言葉で諒音を離れさせようとするが体は、受け止めていて終いには、頭を撫でていた。詩音のもだが。
そして勿論の事だがベルモット達は、驚きで硬直状態である。
詩音「…いってることとやってることまぎゃく」
諒音｢そだねぇw｣
詩音は、撫でられるのが気持ちいいのか目を細め諒音は、嬉しそうに言う。
まぁ、その発言のせいで、その後にジンの手の握力が二人の頭に加わり痛い思いをするのだがw
で、ベルモットに助けられて家に帰る事となりジンの車にウォッカの運転で家まで帰ったのだった。
諒音「じんのくるますごーい！」
詩音「わりとでかい」
諒音「ねー」
詩音「これもまっくろ」
諒音「きっとくろがすきなんだよ！」
ジン「うるせぇ、騒ぐな」
諒音「でも、すごいんだよ、じん！」
ジン「何が凄いんだ」
諒音「え!?」
ジンの質問に諒音は、タヂタヂになり詩音に助けてと視線をチラチラと送る。
はぁっと深いため息をつき面倒くさそうにザックリとフォローをいれた。凄い笑顔で。
詩音「ぜんぶがぜんぶすごいのぉ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜 蝶(プロフ) - 柘榴さん» 初めまして！ありがとうございます(*´ω｀*)更新は少しゆっくりですが赤猫ちゃんと頑張っていきます！ (2017年7月8日 12時) (
レス) id: 8019787952 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - これからの、更新を楽しみにに待ってます (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - 初めまして柘榴といいます。姉妹から双子に転生するのは知っていましたが、幼馴染からなると言うものは、初めて見つけたので興味をそそられました。 (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤い桜模様の猫&不思国アリス x他1人 | 作成日時：2017年5月27日 22時
