13話 ページ15
その後、スコッチは、色々な事が起こり過ぎたせいか眠ってしまった。
まぁ、顔色が悪かったので諒音と詩音が強制的にベッドへ押し付けたのだが結果的には、いいだろう。
そして諒音達は、バーのカウンター席に座ってこれからの事をマスターと考えるようだ。
諒音「で、これからどうしよっか?」
詩音「母さん達が余り関わりたくないって言ってる組織から逃げてたんだから、いつも通り戸籍が消えて、そのまま放置は、駄目でしょ。
だから…やりたくないけど…新しい戸籍を作ってもらえるように父さんに頼もう」
諒音「えっ…マジで言ってる?何させられるか分からないよ」
詩音「も、もしもの時は、母さん」
諒音「う、うん」
マスタ「君等は、どれだけ自分達の父親が苦手なのかな」
諒音・詩音「ものスッゴク」
詩音「だって…この歳でこの門限はない!」
諒音「あとあと!普通じゃない!どんだけ私達のこと好きなんだっ!!」
二人はハァと深い溜息をつき椅子にもたれかかる。
その反応からして二人の父親は、余程、度が過ぎた性格をしているようだ。
マスタ「そーいえば帰らなくて大丈夫なのかい?」
詩音「大丈夫。バレないように仕掛け作ってきたから」
諒音「自信作デスww」
マスタ「流石だ(リーン「My goddesses!!」…うるさいのが来たね」
諒音・詩音「本当に」
マスターが諒音達を褒めようとしていたら空気を読めない声がバーに響いた。
そして、いつも通り諒音達に抱き付こうとする。が、見事に交わされるのだ。
詩音「まぁ、でもリーンお疲れ様ぁ」
諒音「相変わらずウザいけどね〜」
リーン「酷い!でも、そこもいい!」
諒音・詩音「キモイ」マスタ「二人から離れなさい」
リーン「またか、真っ黒黒助め。私とMy goddessesとの愛を邪魔す(マスタ「彼女達が女神なのは、認めるが君のじゃないだろう」うるせえ!最後まで言わせ(マスタ「言わせると思わない事だね」ちくしょぉぉおおお!」
詩音「この掛け合い面白くて好き〜」
諒音「私も好きかもw」
ケラケラと笑いながらマスターとリーンを見て諒音達は、上機嫌。
しかしスコッチのこれからについて少し話し合わなければならないのでマスター達のジャレアイを止めた。
大体決まっていても、この二人に迷惑をかける事に代わりがないのだから。
リーン「はあ!?諒音達の護衛にする!?
マジで言ってんの!?」
諒音・詩音「マジ」
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夜桜 蝶(プロフ) - 柘榴さん» 初めまして!ありがとうございます(*´ω`*)更新は少しゆっくりですが赤猫ちゃんと頑張っていきます! (2017年7月8日 12時) (レス) id: 8019787952 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - これからの、更新を楽しみにに待ってます (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - 初めまして柘榴といいます。姉妹から双子に転生するのは知っていましたが、幼馴染からなると言うものは、初めて見つけたので興味をそそられました。 (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤い桜模様の猫&不思国アリス x他1人 | 作成日時:2017年5月27日 22時