９話 ページ11
そして一時間後。ようやく喧嘩が終わり手伝って欲しい事を伝え終えた。
まぁ、この二人は、色々とアレだがいないよりいた方が安心出来る上、色々と行動できる。
詩音「喧嘩長すぎ…面倒くさすぎ」
諒音「まぁまぁ」
詩音「とりあえず…手伝ってもらえるみたいだし、後は、あの人を捕まえるだけだ…」
詩音は、そんな言葉を吐き捨てダラーンと机に突っ伏した。
しかしお忘れでないだろうか。彼女達の側に変態がいる事を。
ﾘｰﾝ「隙ありぃぃぃい!!」
詩音「忘れてたっ！！！」
詩音は、諒音に抱きついて何とか避けた。そして毎度の事ながら詩音がダラーンと突っ伏していたの机なのだからリーンは、その机に勢いよくぶつかった。音が、とても痛そう。
詩音「ごめんごめん。なんか避けなきゃっていう衝動にかられたんだ」
諒音「大丈夫？」
詩音「なんとかっ！」
グッっと親指をたて嬉しそうに笑った詩音さん。それは、奴にご褒美です。
顔面を本当に見事に打ったせいなのか、それとも別の意味で出したのか鼻血を出しながら諒音達を撮影しまくっているリーン。
瞬時にマスターに殴られ、写真のデータを諒音達に削除される。
ﾘｰﾝ「アァァァアアッ」
諒音「誰が写真を撮っていいなんて言ったの？」
ﾘｰﾝ「へ、減るものじゃないんだし、いいでしょぉ？
ね？女神達、お願い？ね？」
詩音・諒音「い・や！」
ﾘｰﾝ「んんんっ…め、女神！もう一回、言って！もう一回！」
詩音「気持ち悪いよ、リーン」
諒音「そうだよ！これ以上言ったら嫌われちゃうかもだよ！」
詩音「まったく…」
ﾘｰﾝ「え〜！でも、せ、せめて声だけでも！
寝る前に聞い(ﾏｽﾀ「いい加減にね」だあっ!?」
ﾏｽﾀ「二人共。こんな馬鹿なんか放って置いて、そろそろ帰りなよ？
20歳なのに、まだ門限つけられてるんでしょう？」
諒音「やばい！」
詩音「時間が」
マスターに教えられて時計を見たら18時32分で、双子の門限は、19時までだ。
このバーから帰るのに約30分。もし５分以上遅れでもしたら両親が捜索隊を編制されるのでバーからは、18時半に帰るようにしているのだ。
ﾏｽﾀ「気を付けてね？」ﾘｰﾝ「待ってるよ！」
諒音・詩音「またねっ」
カラランッ…パタン
ﾘｰﾝ「…マスター。この情報は、確かなの？」
ﾏｽﾀ「ええ」
諒音達が帰りリーン達の空気が変わる。もう直ぐ何かが起こる前触れだ。
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夜桜 蝶(プロフ) - 柘榴さん» 初めまして！ありがとうございます(*´ω｀*)更新は少しゆっくりですが赤猫ちゃんと頑張っていきます！ (2017年7月8日 12時) (
レス) id: 8019787952 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - これからの、更新を楽しみにに待ってます (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - 初めまして柘榴といいます。姉妹から双子に転生するのは知っていましたが、幼馴染からなると言うものは、初めて見つけたので興味をそそられました。 (2017年7月5日 5時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い桜模様の猫&不思国アリス x他1人 | 作成日時：2017年5月27日 22時
