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10.企画部のアイドル(3) ページ10

後「あの〜!」

山田ちゃんが相葉さんを見上げながら声をかけた。

相葉「ん?」
 後「さっき、秘書室のニノって…」
相葉「あ〜、ニノ?いつも厄介事を頼んでくるからさっきもそうかと思っ たんだよね〜!ニノと知り合い?」

秘書室…ニノ…あ!もしかして!?

 主「ニノって二宮さんですよね〜?」
相葉「あれ?土田さんも知ってるの〜?」
 主「いえ、面識はまったくないです。実は届け物があって…」
相葉「ニノにも届けるの!?でも秘書室って…」
 主「そうなんです。秘書室、届けに行けなそうで困ってたんです。」

相葉さんは少し考え込んでからこう言った。

相葉「呼び出してあげようか?」

思いもかけない言葉に驚いて相葉さんを見上げる私達。

相葉「でも、あんま期待しないでね!ちょっと待ってて!」

そう言うと相葉さんは近くの机の電話をかけはじめた。

相葉「お疲れ様です!第3企画部企画2課の相葉です。二宮室長おねが いします。」

どうやら内線で連絡をとってくれているようだ。

相葉「もしもし!ニノ?…うん…うん。え!?じゃなくて…ちょっと出て来られない?…うん…うん…そっか。じゃあさ、昼休みならどうよ? うん…うん…え!?わかった、いいよ。じゃあ後でね。」

受話器をおいてこちらに戻ってきた相葉さんは満面の笑みだ。

相葉「やっぱり、今は出て来られないみたいだけど、昼休みならいいって事で昼休みに1階の来客用エレベータ前で待ち合わせたから!」

そう言って相葉さんはまたニッコリと微笑んだ。その瞬間…

「相葉さ〜ん!課長が呼んでま〜す!」

廊下にいる相葉さんに声がかかった。

相葉「今、行きま〜す!」
相葉「ごめんね!そろそろ行かないと…昼に1階でね!」

そう言うと相葉さんは手を振って戻っていった。
私達はその後姿にあわてて

主・後「ありがとうございました!」

お礼を言ってその場を後にした。

やっぱり本社のアイドルだけあって外見はもちろん性格もかなり良さそうな人だったな〜!

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作品ジャンル:恋愛
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capi(プロフ) - 笹栗さん» 出会い編終わりましたね! ついに本社へ…。 楽しみです! 頑張ってください♪ (2012年8月20日 23時) (レス) id: d89a5f3b3e (このIDを非表示/違反報告)
capi(プロフ) - あっ、相葉ちゃんがたくさん出てる~♪って感じで見てました!私、副担が相葉ちゃん&大野くんなんです! 担当はニノなんですけど(笑) ニノ大好きなんです! また更新頑張ってください♪ (2012年8月11日 16時) (レス) id: d89a5f3b3e (このIDを非表示/違反報告)
capi(プロフ) - 笹栗さん» 更新待ってました! 楽しみすぎます! 頑張ってください♪また来ますね! (2012年8月8日 18時) (レス) id: d89a5f3b3e (このIDを非表示/違反報告)
capi(プロフ) - 笹栗さん» 全員出てきましたね! ここからどうなるのか楽しみです♪ (2012年8月4日 8時) (レス) id: d89a5f3b3e (このIDを非表示/違反報告)
笹栗 - capiさん» またまたコメントありがとうございます! 頑張ります! (2012年8月4日 0時) (レス) id: 051b2bf54c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹栗 | 作成日時:2012年3月13日 14時

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