謝罪厨

□第七話 ページ8

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翌日


『おはよう、佐藤くん』

佐藤「お、おはようございます！！」


私が話しかけると、後輩の子は大体嬉しそうにしてくれる。

意外に嬉しかったりする。




そんなことを思いつつも教室にはいり、おはよう、と声を掛ける。


ｸﾗｽﾒｲﾄ「おっおはようございますっ！草薙さん！」

ｸﾗｽﾒｲﾄ「おはようございます」


とまあ、嫌われることもなく、寧ろ好感を持たれている私。

あ！“寧ろ”って、寧々ちゃんの漢字じゃない！
これからもたくさん使わなきゃ！


…脱線しちゃった。。ごめんね(笑)



好感を持たれてるのはいいんだけど、やっぱり友達らしい友達は居ない。

他のクラスでも、特に接点はなかったけどショッピングモールで会った絵名ちゃんとか、そこら辺しか居ない。

神代くんは………なんとも言えないな…
寧々ちゃんの幼馴染だから、顔見知り…かな？



兎に角、クラスメイトに友達なんか居ない。

孤独アピールとか、中二病アピールとか、そんなキャラじゃないのは知ってるでしょ？

自意識過剰とかじゃないけど、友達いないのはやっぱり辛い。


私はほぼ完璧に生まれた。
でも、人に愛されない。

寧々ちゃんは、私に劣っている部分もある。
でも、人に愛されてる。









＿＿寧々ちゃんはいいな。

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