□第五話 ページ6
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〈過去編〉
＿＿昔から、お姉ちゃんは運動以外は完璧だった。
運動以外は。
ﾄﾞﾃｯ
『ハハ、また転んじゃった。笑』
そう言って泥だらけの顔で笑うのがお姉ちゃん。
寧々「……もう、お姉ちゃんったら…」
私がそういうと、いつもお姉ちゃんは頬ずりをしてきた。
色々文句を垂れていた私だけど、何だかんだお姉ちゃんのことが大好きだった。
＿＿小学校高学年になった頃。
同級生A「なあなあ、草薙のねーちゃん、児童会とかすげぇよな！」
同級生B「な！…でも…草薙はなんか、陰キャっていうかさ、お姉さんと全然違うよな」
同級生A「な。ちょっと話しづらいっていうか、まあ苦手だな、オレは。」
オレも、という声が複数聞こえた。
お姉ちゃんに貰ったキーホルダーが嬉しくて、ウキウキしながら登校しているときのこと。
何処からともなく聞こえてきた同級生の陰口に、私の心は凍った。
＿＿なんで、なんで
寧々「私とお姉ちゃんは違うって、そんなの当たり前なのに。なんで姉妹だからって比較されなきゃいけないの。なんで私にも完璧を求めるの。なんで、なんで。なんで………」
ピタリと足を止めてブツブツと呟く私は、すごく不気味だったと思う。
今思えば、あんな小さなことで病むことなかったのになーなんて、アホらしく思う。
けどやっぱり、比較されているという事実に変わりはなく、とても耐え難いことだった。
『寧々ちゃん、どうしたの？』
「！！お姉ちゃん、！」
＿＿普通にしなきゃ、平然を装わなきゃ、、
『大丈夫？顔色悪いけど、、保健室行く？』
心配そうに顔を覗き込んできたお姉ちゃんに耐えられず、私は走って逃げた。
赤いランドセルを背負って、どこ行くの、という姉の声も聞こえないふりして。
行く宛もなく、ただ逃げた。
その日、初めて私は＿＿
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＿＿お姉ちゃんを拒絶した。
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葉月(プロフ) - みそラーメンさん» 寧々ちゃァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ん!!!!私も語彙力なさすぎてほんとごめんマジごめｪｪｪｪん！！！寧々ちゃんへの愛は私も止まらないぜぇぇ！！！！（（（（コメントありがとうございます！！） (2022年11月5日 6時) (
レス) id: adc3152580 (このIDを非表示/違反報告)
みそラーメン - 寧々ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！！語彙力なくて言えることないよぉぉぉぉぉぉ！！！でも、寧々ちゃん愛してるよぉぉこの作品も好き！！ (2022年11月5日 0時) (レス) @page18 id: b926812383 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 紫月天音さん» 寧々ちゃんンンンんﾝ゛ﾝ゛ﾝ゛ﾝ゛！！！！駄目だって駄目だってｪ゛ｪ゛ｪ゛ｪ゛！！（（（（（コメントありがとうございます！！） (2022年10月9日 19時) (レス) id: adc3152580 (このIDを非表示/違反報告)
紫月天音(プロフ) - 寧々ちゃぁぁぁぁぁぁん！？ちょ、それ痕になっちゃうやつだから待って！！待っ！！！ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！！ (2022年10月9日 18時) (レス) @page13 id: 2a080b2c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2022年7月27日 21時
