天気:快晴 ページ15
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『っえ……???
ね、寝過ごした……!!!!!!!!!』
おかしい!いつもは優雅に日常を堪能しているのに!こんなに走るのいつぶりだろう?!もう心臓が悲鳴をあげてるよ……
今日は猫ちゃんもいて、通りかかった時にくしゃみをしていた。
『お、おはようございまーす……』
時刻は9:00ちょうどくらい。いつもより騒がしい教室の音が外からも聞こえたので予想はしていたけれど、やっぱり先生がいなかった。
「お、やっほ〜。運いいねー!まだ先生おらんよ〜遅延だって。」
先生は遠くの方から来ているためこういうことがたまにある。ちょうど今日もそれだったみたいで……よかった!命拾いしたァ…
『てかなんで昨日来なかったの?』
「え?サボり」
『え?そんな簡単に……って待って!!』
昨日という単語から、自分が寝落ちしたことに気づく。
今までなんで気づかなかったのって感じだけど……
そう昨日は帰って直ぐに寝る支度をしていたら、勢いで寝てしまったのだ……やらかした
連絡を待っていたのにそれも忘れて寝ちゃうなんて……
やばいやばいと焦りながら携帯を開く。
そこには彼の名前があって、9時間前と書かれている。
わー……いつもは0時とか起きてるのに!!!!!無視したみたいじゃん…!ってこれも考えすぎかな……
Brそもそも女の子とあんま喋ってないかも。それにされても断るよ
されても断るよ、か……これはいつも言っている気がする。
……好きな人。かな、やっぱ。
でもそんな話聞いたこともないし、みんな友達っていうイメージがあるんだよね……
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作者名:sasakure_kirai | 作成日時:2022年10月3日 0時