兄は恋愛対象に入りますか？[サンジ] (ページ16)

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episode15 ページ16

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「国王様、何かを突進してきます。」

城が見えてきた頃、いきなりなにかが走ってきた。

ルフィ「おーーーーーい！！！！サンジィーーーーー！！！！」

久しぶりーー！！！なんて呑気なことを言ってる麦わらのルフィ。

頂上戦争ぶりか。

ヨンジ「え！？あの野郎ナワバリを超えてここまで！？」

誰もが驚いた顔をしていた。

『(ここまで迎えに....本当麦わらのルフィは破天荒だなァ。わざわざ敵のアジトに踏み込んでまで....)』

泥棒猫、ナミをみて兄さん達は目をハートにしていた。

麦わらのルフィが飛んできて車に飛び移った。

ガシャァァン！！！

ルフィ「迎えに来たぞサンジーーー！！！」

ルフィがここに来たことで他の兵達が銃を向ける。

ルフィ「帰ろうサンジ！！！戻るって手紙に書いてあったけど待つのイヤだし！！！」

サンジがびっくりして辛そうな顔をして歯を食いしばる。

『....』

ルフィ「あれ？お前どっかで....あぁ！！！お前白ひげんとこのスッゲェつえェ奴！！！」

イチジ「白ひげ....？」

ヨンジ「こいつが？つえぇ？はっ、笑わせるぜ。」

ルフィ「なんでお前ここにいんだ？てかあん時スッゲェサンジの話してたから覚えてる...って違ぇ！！俺はサンジを...」

ルフィがここまでの経緯を話し始めた。

その瞬間、サンジがルフィを蹴り上げた。

流石のこれには私も驚いた。

『！？』

サンジ「帰れ。下級海賊共が。」

『....』

サンジ「俺の名はヴィンスモーク・サンジ。

ジェルマ王国のプリンスだ！！！」

兄さん達は面白いように笑っている。

でも、サンジは優しいから。

本当はこんなことも言わないし本心じゃあない。

ルフィ「ふざけんな！！！何言ってんだ！？納得できるか！！」

ヨンジ「ハハハ！！！よし！追い払うの手伝ってやるよ！」

サンジ「手ェ出すな！！
俺が追い払う...！！！」

ルフィ「...！！！」

『サンジ』

サンジを呼び止め、目をまっすぐ見つめる。

サンジ「....お前も引っ込んでいろ。」

『...』

ヨンジ「ハハッ、お前に何が...」

『ヨンジは黙れ。
本当に、するの？』

私の怒った姿をみてヨンジや他の兄さん達がびっくりする

でもサンジは何も言わずにルフィの元に行った。

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