金髪の彼氏が近いんだが.... (ページ12)

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テストページ12

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体育祭が終わり、7月に入って蒸し暑い日が続く。

今は授業中。

『(あー、あっつい。。。授業だるい。。。)』

先生「じゃあ...A！これ解いてみろ」

『え、えぇ....分かんないんだけど...』

渋々黒板の前まで来る

『.....』

チョークを持ったまま硬直する

先生「....はぁー、それでもお前受験生か？次のテストでるぞここ？」

『すいません....』

書くことができず、渋々自分の席に戻る。

先生「じゃあ....サボ！！Aの代わりに解いてみろ」

サボ「はい」

スラスラと式を書いていくサボ。

『(いいよなぁーサボは頭良くてイケメンでモテて運動神経も良くて性格も良くて)』

ジーっとサボを見ていると目が合った

サボ「！」ニッ

『....』

....なんだよ今の、反則だろ...

プイッとそっぽ向いてしまった。

先生「正解だ。(キーンコーン....おっ、じゃあ授業はここまで。」

ありがとうございましたー

授業が終わるなり、サボが俺の机まで来て前の席に座り向かい合った

サボ「Aー！そう気落とすなって。」

『はぁ....いいよねサボは。頭良いし。完璧じゃん。』

サボ「そんなことねーよ。A教えてやろうか？」

もうすぐテストだろ？と付け足すサボ

『....教えてください。』

サボ「よし！じゃあそうと決まればルフィとエースも呼んで放課後マックで勉強会だな！！」

俺の頭をわしゃわしゃと撫でた。

『もうぐしゃぐしゃになるよ...』

サボ「ははっ！！撫でたくなるんだよAの頭は！！」ニッ

眩しいくらいの笑顔

まぁ、サボに撫でられるのは、全然苦じゃないし....むしろ、嬉しい。

『.....そっか。撫でられるのも悪くないな』ニッ

サボ「っ！！！.....ほんっと、Aは！！！可愛いなぁぁぁ！！！」

『わっ、ちょ、ここ教室だから！！！』

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