ドキドキ登校日 ページ6
「忘れ物はねが？体調は...」
「じっちゃさっきも聞いたよ。忘れもんもないし体調も大丈夫」
新品同様のローファーを履いて、紺色のスクバを肩にかける
険しい顔をしながらも心配してくれるじいちゃん。親を追いかける雛鳥のように玄関までついてきた
その光景が面白くて口角が変に上がってしまい、「やっぱ体調が悪ぃか」と言われた。失礼な
携帯を見るともう8時10分。今行けばギリギリ着くだろう
「そろそろ行ぐね。5時前には帰ってくるよ」
「...気つけで行ぐんだぞA。市松で喧嘩売られたどぎばまず格差を見せづげるのが先＿＿＿」
「じっちゃん、あっちではヤンチャすたぐね。できるだけ穏便にいぎでぇよ」
だがと言葉を続けようとするじいちゃんに「いってきます」と遮り学校へと向かった
「...おめぇがヤンチャすねわげねべんな」
向かう学校はここら辺で治安が悪いとされている市松高校
白百合で落ちてしまったのはとても悔しいけど、切り替えが大事。最終手段として市松に入ることになった
喧嘩だらけだしまともな人がいないと悪評判で有名なのだから行きたくなかったけど、他に私の頭で入れる高校がなかったので仕方なくだ。入りたくて入った訳じゃない。仕方なく
「喧嘩はしたくないのに...」
心配性のじいちゃんは市松に行くと言ったら心配してくれるだろうと思っていた、が、
『Aの腕っぷしなら大丈夫だべや。市松の奴らぶっ殺すてごい』
とのことだった。もちろん無視した。喧嘩はしたくないし、それに...
「あの人は、白百合だよね」
あの人とは言わずもがな昨日の彼のことだ
もし市松だったらとかすかな希望を持ちたいけど、真面目そうな印象を持たせた彼が市松にいたらなんてそんなことあるはずない
「例え市松ねぐでも、隣だったら少しは、見れはするよ、ね」
校門前でばったり会えたりしちゃわないかなとか妄想して赤くなる頬を手で抑え、高校へと歩み進めた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aちゃんの生態��
恋しちゃったらピュア
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佐々木(プロフ) - みゆりさん» みゆりさんコメントありがとうございます！返信がとてつもなく遅くなってしまい申し訳ないです...最初から読んでくださってるのですか？！泣とても嬉しいですありがとうございます！！！ (2023年5月1日 22時) (
レス) id: 6050e03e93 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - あ！私、なんにもログインしてないので、コメント欄でしかお話出来ませんが…。 (2022年6月11日 13時) (レス) id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - コメントしてなかったのですが、最初からずっと読んでました！分かります。私も語り合えるお友達が出来ないのが納得いきません！良かったらお友達になりませんか？あと絵、上手ですね！私も絵得意だから小説にのせてみようかな…。お互いに無理せず更新頑張りましょう！ (2022年6月11日 13時) (レス) @page9 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
佐々木(プロフ) - むむたろうさん» むむたろうさんコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！！！遅くなってしまいますが待っていただけるとは...！！！泣ありがとございます！がんばります！！ (2022年6月10日 0時) (レス) id: 1d0ab69e82 (このIDを非表示/違反報告)
むむたろう - かっこいい‼ぼくすごい好きです！！首を長くしてまってます！ (2022年5月26日 10時) (レス) @page9 id: ff44adb4a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々木 | 作成日時：2022年5月5日 2時
