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本湿気そうでやだなぁ… ページ32
ゴン/キルア「『ゴール！』」
ゴン「やった！俺の勝ち！」
キルア「何言ってんだ！
俺の方が早かっただろ！」
ゴン「俺だよ！」
キルア「俺だって！」
ゴン「俺の方が早かったんだから
キルアとAご飯奢って！」
キルア「いいや、早かったのは俺だ！
お前らが飯奢れ！」
『う〜ん…此の儘では埒が明かなそうですので
サトツさんに聞いてみては如何でしょうか？』
ゴン「そうだね！ねぇ誰が早かった？」
サトツ「私の目には同着に見えましたね」
『だ、そうですよ』
ゴン「そっか。じゃあ俺がキルアにご飯奢る！」
キルア「『えっ？』」
ゴン「代わりにキルアはAに奢って
Aは俺に奢って」
キルア「何だよ、それ。」
ゴン「ねぇサトツさん、此処が2次試験会場なの？」
サトツ「いいえ、まだまだ先ですよ。」
ゴンは其の言葉にな〜んだと呟いて肩を落とした
俺は少し笑って辺りを見渡した後不機嫌に顔を歪める
『本、湿気ませんかね』
キルア「お前、此処に来て心配する事は其れかよ！」
其の会話にゴンはアハハと笑った
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作者名：月夜のジョバンニ | 作成日時：2022年2月4日 16時
