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俺一番乗りなのだ！ ページ22
扉が開くと誰一人いなかった
あれ？ビーンズさんもいない…
ん？人の気配……あ、ビーンズさん
『スイマセン早めに来てしまったみたいで』
俺は申し訳なさそうに頭を下げた
ビー「いえいえ、大丈夫ですよ
此れは、番号札です
胸に着け紛失されませぬよう
宜しくお願い致します」
俺は有難う御座いますと言って
其れを受け取り左胸に付けた
ビーンズさんは少し嬉しそうに笑って
扉の前に行った
俺は其れを眺めた後壁に寄りかかり
時間が来る迄持ってきた本を読むことした
数時間後ぞろぞろと受験者の人たちがやってきた
其の全員が俺を一瞥して舌打ちや陰口を言った
まぁ、如何でもいいので俺は本から目を離さなかった
耐性があるので如何という事は無い→←言ってみたかったんだよねぇ
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作者名：月夜のジョバンニ | 作成日時：2022年2月4日 16時
