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神様も大変なようだ ページ2
俺は死んだ
死んだ筈なんだが…
？「やほ！」
白い空間に一人の中年男性と相対していた
(どういう事だってばよ！？！？)
神「やほやほ！俺は神っちゅうもんなんだが
お前さんは此れから転生する事になる！
で、其の前準備として此処で
現世でいうところの1年間
修業することになったから
此れから一年間宜しくな！」
『いやいやいや！
待て待て待て！
勝手に話を進めるな！』
俺は慌てて神と言っている存在の話を止めた
然し神は止まる所か凄く嫌そうな顔してまた話し始めた
神「つっても此れは決定事項なんだよなぁ
まぁ？おじさんだって本当は彼の世で裁判して貰って
天国か地獄か見極めて頂いてってのが嬉しいんだけど？
なんか最近、俺の上司の神が
”転生トリップって流行ってるやんあれやろうぜ？”
って、ぬかしやがって？
こんな面倒臭い事しなくちゃいけなくて？
文句なら俺の上司の神に言って…」
げっそりした顔に生気のない目でそう言われたものだから
俺は口を噤んでしまう
(神も上司とかいるんだな。しかもめっちゃ可哀そう)
俺は静かに同情の目を向けた
神は何かに気付いたような顔をして
俺に付いてくるように言った
かなり疲れているようなので大人しく付いて行った
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作者名：月夜のジョバンニ | 作成日時：2022年2月4日 16時
