4 ページ7
ステフ「あら?Aさんじゃないですの?何か御用ですのおおおおおおおおおおおおおお!?!?」
が、直ぐに品位は砕け散った
その砕け様は感動を思わせる程、見事であった
何故此の少女がこんなに取り乱したのか
知らない人もいるだろう
此処は彼女が異空間とはいえ、1度死んだ所なのだ
異空間で、現実とは関係の無い死ではあるが
幾らかの心的障害(トラウマ)になっている様だ
ステフ「何でこんなに所に私を召喚したんですよぉおおお!?
酷いですわ!?酷いですわぁぁ!!!!」
『いや、でも、ステファニーさんですし…』
ステフ「ステファニーさんですしってなんですの?!なんですの!?!?」
喚き散らしているステファニーを他所に
Aはまた言葉を紡いだ
『異能力【終焉が来る前に】、ノーゲーム・ノーライフ、ジブリール』
ステフの時と同様にジブリールも召喚した
『え?』
異空間を作り出した時とは比べ物にならないほど
ナニカが削られた
空にはならなかったおかげか(無くなっても気絶はしないのかは分からないが)
気絶はしなかったものの、Aは其の場に倒れてしまった
そして、反動なのかペナルティなのかは分からないが
兎の耳と尻尾が生えた
ステフ「え?え?!大丈夫ですの?!Aさん?!Aさん!?!?」
『落ち着いて下さいステファニーさん。
どうやら、異能を使い過ぎると体に力が入らないようです』
ステフ「え?じゃあ其の耳とかは?」
『反動やペナルティの様なものでしょう。
其れ以外は特に変化はありません』
Aはステファニーに体を起こしてもらい
召喚したジブリールを見た
32人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月夜のジョバンニ | 作成日時:2021年11月29日 19時