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グーっと敦のお腹の方から音が鳴った
敦は更に顔を赤くする
Aはそういえばと、バックからスナック菓子を出した
『家に帰って食べようと思ってたのですが
此れで良ければ食べますか?』
Aは困ったような表情で敦に渡した
敦は其れを受け取り直ぐに食べ終わってしまった
『すいません、今は此れしかなくて…』
敦「いえいえ!おかげでお腹が膨れました!」
嘘だと一瞬で分かるが敦は笑顔でそう云った
『其れは良かったです』
Aは微笑む
敦「あ、あの!貴方の名前ってなんて言うんですか?
あ、僕は中島敦っていいます!
敦で大丈夫です!」
意を決したように敦は云う
『分かりました。敦さんですね!
私は竜宮院 Aといいます。
私もAで大丈夫ですよ』
却説、涼しい顔でそう云うAの心を覗いてみよう
(天使に名前呼びOKされました!!
やったああああああああ!!!
敦さんはめちゃめちゃ可愛いですぅぅぅぅ!!)
Aは今日も元気です
Aは言葉を続けた
『そういえば、敦さんはな…ぜ?』
が、目の前の川に流れている両足を見て思考が止まった
漫画やアニメでは何回も見た光景だが
生で見るとAでも思考が止まる
Aの異変に気付き敦はAの見ている方を見た
敦も始めは呆気に取られたが
直ぐにええい!っと声を出し
川に飛び込んだ
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作者名:月夜のジョバンニ | 作成日時:2021年11月29日 19時