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藤井｢すきなんやね、淳太くんのこと｣
『うぅっ 、すきっ 、』
藤井｢よしよし、ええこやな。ちゃんと素直になれるやん｣
頭を撫でてくれるんじゃなくて
やさしく背中をさすってくれる
そんな藤井さんの気遣いと優しさが胸にしみた
藤井｢でもさ…、ちゃんと淳太くんには伝えてたん？好きって言えてたん？｣
素直にうんって言えない。
淳太に好きって言ってたのは初めの３ヶ月くらいだけだったから、
自分の気持ちを伝えてなかったのは私じゃん。
人のせいにばっかりして、
自分にだって非はあるのにな
何も言わない私を察して流星くんは
藤井｢言葉に出来るうちに言わなあかんよ｣
と、大きなため息をついた
きっと、彼だから言えるんだよね
彼の立場だからこそ…
濱田｢りゅーせー！ちょっとこっち来ぃや｣
藤井｢ん？どしたん？｣
ゆいがな〜って話し始めた濱田さんに笑顔を振りまいて｢いまいく｣って。
よく言えるよな、
好きでたまらない人の好きな人なのに。
藤井｢ごめんな、あっち行ってくるわ｣
『うん、ありがとう』
藤井｢あきとくん、Aの話聞いたってな｣
桐山｢ん、まかせとき〜｣
藤井｢頼りにならなそうやけど頼ったって？｣
桐山｢おい！きこえてんぞ！｣
藤井｢あははっ、冗談やって！笑｣
桐山｢ほんまかー？笑｣
頼むわっていって
いちばん端にいる濱田さんの元へといった流星くん。
桐山｢ Aちゃん達さー、ほんっまにアホよな！｣
『えっ！？』
桐山｢なんでお互いに気ぃ使って自分の気持ち言えへんの？言わな伝わるもんも伝わらへんやん！｣
確かに
思ってるだけじゃ伝わらない
それはわかってるんだけど…
桐山｢ 今もまだすきなんやろ？言わなくてええの？このまま終わりでええんか？｣
『…わからないんです、』
桐山｢なにが？｣
『ただ、依存してるだけで本当に好きなのかなって。』
桐山｢それってさ、小瀧とかしげのことを考えてるからやない？｣
『……えっと、』
桐山｢それは小瀧にもシゲにも、失礼やで。アイツらは同情なんか欲しくないわ！Aちゃんは自分の気持ちに突っ走ればええねん！！｣
『…はい、』
突っ走れっていわれても、
桐山｢淳太くんに思ってることがつーんっと言ったればええねんって！それで受け止められなかったらそこまでやん。
その時こそ諦めればええんとちゃう？｣
怖いんだよ、淳太に嫌われるのが。
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青りんごジャスミン(プロフ) - 見てて泣けてきます、このやうなことではないが相手が自分を嫌いになってしまうんではないかと思う気持ちすごくジーンと来ました！更新楽しみにしてます！結末が楽しみです (2017年11月8日 21時) (
レス) id: 16e569659a (このIDを非表示/違反報告)
虹香 - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2017年10月14日 22時) (レス) id: 08ce2e4352 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん - 毎回、楽しみに読ませて頂いています。二人は、これからどうなるのかな？幸せになって欲しいです。 (2017年9月16日 7時) (レス) id: 64df405912 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ(プロフ) - し げ も ん ちさん» 少し参考にさせて頂いてます !! ありがとうございます 、がんばりますね !! (2017年8月22日 0時) (レス) id: 48df694a03 (このIDを非表示/違反報告)
し げ も ん ち - とても面白かったです！！この小説は曲の心做しをイメージとして書いていますか？それだったら私も好きなんです！！でも、ほんとに面白いのでこれからも応援してます！頑張ってください！！ (2017年8月21日 23時) (レス) id: 2bde66781f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なめこ | 作成日時：2017年8月21日 1時
