【名探偵コナン】…秘密…5【降谷零】

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午前中から警視庁へ赴き
佐藤刑事に事情聴取をされた

が…


「ねぇ、安室さんと付き合ってるの？」


佐藤刑事に違う質問をされていた…



『いえ…、付き合ってないですけど』


「だけど、安室さんは
Aさんのこと好きでしょう？

早く捕まえておかないと
うちの警察内でも安室さん人気だからね」

そう言って、笑いかける


(警察内でも有名なんだ！)

Aはイケメンはどこに行っても
通用するんだなと感心していた



「あっ、話が逸れたけど
これ私の電話番号だから

何かあったら連絡ちょうだい！」


『ありがとうございます！』


名刺をカバンに入れ
入り口まで送るからと言う佐藤と
警視庁内の廊下を歩く


(何だろう…さっきから
通る人、通る人、振り返って
私たちを見てるんだけど…)


明らかに警察の人間なのだが
視線が気になるのだ



「じゃあ、Aさん
今日はお忙しいのにありがとう！」


『こちらこそ
ありがとうございました』


丁寧に頭を下げ、警視庁を後にした








「美和子ー！
聞いたわよ、あんたが美女を連れて
警視庁内を歩いてたって噂！」


大きな声で呼び止められ
振り返る


「由美ー、それ誰情報よ？」


「刑事部の輩が何か色々
言ってたわよ

美人が美女を連れて歩いてるって」


「ストーカーの被害者よ！
たしかに凄く可愛い子だったけど」


由美は溜息をつきながら


「どいつもこいつも
美和子にその人のことを
聞いてくれって言うから…

あー、そんなに可愛い子なら
もう少し早くこっちに来ればよかった！」


佐藤は苦笑いするしかなかった

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