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サンジにエスコートされて
会場に踏み込めば
『わぁ…、凄い…』
「たしかに、こりゃスゲーな…」
広いスペースに煌びやかな装飾
ステージはホテル内なので
あまり大きくはないものの
グランドピアノがどっしりと構えている
参加者たちは思い思いに着飾り
とても華やかだ
中でもサンジはルックスが良い為
多くの女性の視線を集めていた
本人は綺麗な女性たちを見て
幸せだったのだが
ここでAに呆れられる訳にはいかないので
ぐっと堪えていた
(今日はメロリンは封印しねェと
Aちゃんに失礼だ)
まぁ、Aは興奮のあまり
キョロキョロと会場を見渡し
気がついていないのだが…
ディナーショーの構成は
１時間食事、少し休憩を挟んで
１時間ショータイムだ
２人は自分たちの席を見つけ
椅子に腰掛ければ
ウェイターがウェルカムドリンクを持って来た
次第に空席は無くなる
それから、待っていましたとばかりに
コース料理が運ばれて来る
アミューズ
オードブル
スープ
ポワソン
ソルベ
アントレ
デセール
カフェ・ブティフール
流石は一流ホテル
どの料理も美味しくて
上品な味わいだ
Aは普段と違う料理に感動し
サンジは料理を口にしては
材料や味付けを考えた
『これ美味しい…』
Aが嬉しそうに笑えば
サンジの胸は高鳴る
「じゃあ、今度俺がAちゃんの為だけに
同じ様な料理を作ってやるよ」
『フフッ、それは楽しみです』
次に会う口実が出来たと
心の中でガッツポーズをするサンジ
料理を食べるのも勉強
そして、それを同じ様に作るのも
また勉強なのだ
そして、それで愛する人を喜ばせることが出来れば
最高の幸せだろう
(それにしても…)
サンジは目をキラキラとさせながら
料理を口に運ぶAを見つめる
本当に美味しそうに料理を食べるのだ
見ているこちらまで幸せになってくる
『サンジ君、早く食べないと…
あと、そんなに見ないで下さい
食べづらいです…』
どうやらAのことを
ずっと見ていた様である
Aは困ったように笑った
「すっ、すまねぇ…」
慌ててAから目を逸らし
サンジは再び料理に集中した
そんなサンジを見ながら
(もう少し自分の顔面偏差値を
理解した下さいっ！
心臓に悪いです！)
と、心の中で呟いたのだった
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あい(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！ハンコック様ですね！ちょっと先になるかもしれませんが、登場させますね^ ^ これからも、よろしくお願いします。 (2019年4月7日 17時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あん - すごく面白いですね。これからも、頑張って下さい(￣^￣ゞあと、ハンコック様を出して頂けると嬉しいですO(≧∇≦)o (2019年4月7日 15時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名無し20284号さん» ありがとうございますッ！最高の褒め言葉で嬉しさのあまり、叫んじゃいました笑 私のペースで更新します。これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年3月5日 11時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20284号(プロフ) - 本当に最高の作品です。話が投稿されるたびにおもしろ度の投票が出来ないことがとても残念に思いますT^T お身体に気をつけながら投稿頑張って下さい！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: 9beccee760 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - chiharuさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年2月1日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年1月29日 15時
