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程なくヘリで移動すれば
本当に何処かの島にたどり着いた
(良かった…、生きてる…)
実は高所恐怖症のA
そんなAにとっては
短い時間とは言えども
空の旅は恐怖でしかなかったのだ
ヘリから解放されて
地面があることに幸せを感じた
だが、問題が一つ残っている
(帰りもヘリ…だよね…)
考えるだけで憂鬱になる
恐らく帰りもヘリで間違えないのだ
(怖かったけど
ドキドキはそれだけじゃなかった…)
青い顔から一変、赤い顔をする
小さくため息をついて
自分の手を握りしめたのである
((ヤバかった…))
一方、こちらはロシナンテとロー
何がヤバかったって？
それはヘリで必死に２人の手を握って
今にも泣き出しそうな顔をしていた
Aに悶絶していたのである
(離さないで…、ってあの一言は
破壊力あったな…)
ロシナンテはAに言われたとおり
Aの手を握っていた
しかも、恋人繋ぎ でだ
(Aちゃんの手…、小さかったな…
柔らかくて、滑らかで…)
もう、デレデレである
ピンク色の幸せオーラが見えそうだ
何度も手の感触を思い返しながら
自分の手を眺めている
ほら、そんなことばかり考えてるから
ヘリから降りるときに
ド派手に転んでしまうのだ
(あれは反則だ…)
こちら、ローはほんのりと赤く染まる顔を
帽子で隠しながらヘリを降りた
最初Aはローの手を握っていたのだが
ローはせっかくだからと
片方の手をAの腰に手をまわし
優しく抱いて
もう片方の手で手を繋いでいたのだ
ロシナンテよりも一枚上手である
『ローくん…』
甘い声が耳から離れない
(これくらい慣れねぇと…)
ローは帽子を更に深く被ったのだった
そして
そんな様子を後ろから見ている二人…
ヘリで迎えに来ていた
バッファローとベビー５だ
「また、こけただすやーん笑笑」
「ローのやつ、帽子を被りなおすの
何回めかしら…」
と、可笑しな行動を笑っていた
勿論、ロシナンテとローが
Aに惚れていることを知っているので
尚更面白いのだ
「今日のパーティは荒れそうね…」
ベビー５がボソッと呟いた
本日の招待客を思い返すと
ちょっとしたいざこざがあっても
おかしくないメンバーだ
皆それぞれ思うところはあるだろうが
本当に大変なのはこれからたったのである
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あい(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！ハンコック様ですね！ちょっと先になるかもしれませんが、登場させますね^ ^ これからも、よろしくお願いします。 (2019年4月7日 17時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あん - すごく面白いですね。これからも、頑張って下さい(￣^￣ゞあと、ハンコック様を出して頂けると嬉しいですO(≧∇≦)o (2019年4月7日 15時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名無し20284号さん» ありがとうございますッ！最高の褒め言葉で嬉しさのあまり、叫んじゃいました笑 私のペースで更新します。これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年3月5日 11時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20284号(プロフ) - 本当に最高の作品です。話が投稿されるたびにおもしろ度の投票が出来ないことがとても残念に思いますT^T お身体に気をつけながら投稿頑張って下さい！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: 9beccee760 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - chiharuさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年2月1日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年1月29日 15時
