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『サンジ君、おまたせしました！』
Aの声にサンジが振り向けば
「なっ……！」
Aは上品なピンクベージュのワンピースに
身を包み、髪の毛は緩く巻いてハーフアップ
パールのネックレスとイヤリングという
スタイルだった
そして、自分の名前を呼んで
笑顔でこちらへ向かってくる姿は
サンジからすればもはや女神！
(想像以上だっ…！！)
若干よろめき、鼻血が吹き出しそうになるのを
必死で耐えて、精一杯凛々しい表情を作る
ちょっとでも気を緩めれば
一気に「メロリーン！」と叫んで
大量出血をし兼ねない
「何と美しいんだ…、Aちゃん
今日、君をエスコート出来ることが
夢のようだ…」
甘い甘い台詞もサンジにかかればお手の物
だが、そんなことを言われ慣れしていない
Aは恥ずかしくなってしまって
ほんのりと頬が染まってしまう
『…ありがとうございます』
俯きかげんで話す姿に
サンジはますます悶絶する
「では…、お手をレディ」
と、Aの手を握ると
近くの駐車場の車へとAを案内する
『これサンジ君の…？』
目の前には青いスポーツカー
「いや、今日の為に姉貴から借りたんだ」
助手席のドアを開けてAをエスコートする
『そっか、ありがとうございます』
２人は車に乗り込み
会場へと出発したのである
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(何と言うか…、今日のサンジ君は
いつにも増してカッコいい…)
全然メロリンしないし…と
Aはサンジをチラリと見る
すると、それに気づいたように
サンジがこちらを向いてにこっと笑う
(…っ！どうしよう！)
元々スタイルはいいが
青と言うよりは濃紺に近いシャツに
黒のパンツとベスト
ネクタイも同じく黒で
少し緩めに締めている
そして、いつもよりも
ビシッと決めている髪型のせいか
何処か色気が感じられて
Aの胸は一向に落ち着かない
しかも、車の中は密室で
かなりの至近距離
意識しない方がおかしい
(このままじゃ、会場に着く前に
サンジ君の色気で可笑しくなりそう…)
Aは一刻も早く
シャボンディホテルに到着することを
願ったのだった
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こんにちは、作者の i です
いつもご覧頂きありがとうございます！
サンジ編が長くなりそうですね…
評価やコメントを頂けますと作者のやる気に
繋がります！
引き続き宜しくお願いします！
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あい(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！ハンコック様ですね！ちょっと先になるかもしれませんが、登場させますね^ ^ これからも、よろしくお願いします。 (2019年4月7日 17時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あん - すごく面白いですね。これからも、頑張って下さい(￣^￣ゞあと、ハンコック様を出して頂けると嬉しいですO(≧∇≦)o (2019年4月7日 15時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名無し20284号さん» ありがとうございますッ！最高の褒め言葉で嬉しさのあまり、叫んじゃいました笑 私のペースで更新します。これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年3月5日 11時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20284号(プロフ) - 本当に最高の作品です。話が投稿されるたびにおもしろ度の投票が出来ないことがとても残念に思いますT^T お身体に気をつけながら投稿頑張って下さい！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: 9beccee760 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - chiharuさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年2月1日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年1月29日 15時
