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「はぁ…」
『おばさん、お疲れ様
すぐにお茶淹れるから座って』
Aは部屋に入るなり
パタパタと動き始める
ダダンは余程疲れたのか
ぐでーっとソファーに座っていた
(あんなに疲れているけど
本当はあの兄弟のこと大好きなくせに…)
そんなことを思って
Aはふふっと笑う
月に一度、このアパートの持ち主である
Aの伯母、ダダンはこうして
訪ねて来てはアパートの様子を聞いたりしている
実はAが管理人を任される前は
ダダン本人が管理人だったのだ
そして、実はあの三兄弟とは
Aよりもずっと前からの知り合い
あの三兄弟がまだ幼い頃に
ダダンの所有する土地に勝手に
秘密基地を作り家出してきていたのが
あの３人である
それから何故か懐かれてしまい？
結局、このアパートを紹介したのもダダンだ
いつも３人に振り回されては
ぐったりしているものの
決まってここを訪ねてくるのは
白髭屋が定休日の水曜日で
サボが起きている午後から
ちょうどルフィも水曜午後は
今期の講義がない
それを知っているからこそ
ダダンがあの三兄弟を好きなのは
Aからすれば見え見えなのだ
『はい、おばさん
お茶淹れたから、花びら餅食べよう』
Aがテーブルにコトっと
湯呑みを置けばダダンはずずっと
お茶を啜って言った
「A…、さっきあぁは言ったが
お前が彼奴らの誰かを好きなら止めねぇからな」
『えっ⁈ 』
お茶を飲もうとしていたのをやめ
ダダンの方を見れば
真剣な表情でこちらを見ている
「彼奴らが一方的に
お前に迫るようならアタシがどうにか
出来なくもないが…
自由でワガママな悪ガキだが
少なくとも大事な姪っ子を預けられない程
悪ガキでもねェからな」
(おばさん…)
まさか、ダダンにそんなことを
言われるとは思ってもみなかったAは
フワッと微笑んだ
『私のこと心配してくれて、ありがとう
だけど、やっぱりおばさんは
３人のこと大好きなのね…』
「ばっ、馬鹿言ってんじゃねェーよ！」
と、怒ったように言うものの
全く怖くもない
『大丈夫よ、私も子供じゃないんだから…』
そう言って、お茶を啜る
それから
２人はトットランドのお菓子を食べながら
アパートの話をしたのである
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あい(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！ハンコック様ですね！ちょっと先になるかもしれませんが、登場させますね^ ^ これからも、よろしくお願いします。 (2019年4月7日 17時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あん - すごく面白いですね。これからも、頑張って下さい(￣^￣ゞあと、ハンコック様を出して頂けると嬉しいですO(≧∇≦)o (2019年4月7日 15時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名無し20284号さん» ありがとうございますッ！最高の褒め言葉で嬉しさのあまり、叫んじゃいました笑 私のペースで更新します。これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年3月5日 11時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20284号(プロフ) - 本当に最高の作品です。話が投稿されるたびにおもしろ度の投票が出来ないことがとても残念に思いますT^T お身体に気をつけながら投稿頑張って下さい！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: 9beccee760 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - chiharuさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年2月1日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年1月29日 15時
