《ONE PIECE》…僕らの毎日…その２《現パロ 逆ハー》

甘いものはやめられない ページ12

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Red hair から徒歩数分のところ
白髭屋とはまた違った魅力的な香り…


甘くて人々を惹きつけるそのお店は
トットランド

外観はお菓子の家で
多くの子どもたちの心をくすぐる



高級なおもてなしのお菓子から
普段食べれるリーズナブルなお菓子まで
様々なものが揃う超人気店





Aも足繁く通っており
店員の多くは顔見知りだ



(今日は誰が表にいるかな…)



シャーロット家の家族全員で営むこの店では
その日によって販売員も違う

未だに知らない人がいるほどの大家族だ






「「いらっしゃいませ〜」」





フワッと甘い香りとともに
可愛らしい声が聞こえてくる



店内はまるで森の中のような造りで
木や草、花には顔がある

しかも遊園地のアトラクションのように
話したり、歌ったりするので
余程の建設費用がかかったと予想される


先ほどの いらっしゃいませ も
実はこのホーミーズと呼ばれる機械の音声だ





「あら、Aさん
いらっしゃいませ」


『こんにちは、ガレットさん」





シャーロット家１９女のガレットだ





「今日は第２水曜日ですものね」



『そうなんです。今日のおススメは
何かありますか？』



「時間的にそろそろ兄さんたちが
今作っているものを持って来そうだけど…」




と、時計を見ながら言えば



丁度良いタイミングで調理室の扉が開いた






「カタクリさんだわ！」

「まさか本物を見られるなんて…」


「クラッカーさんもいる」

「あぁ…何ていい香りなの…」




女性客たちの注目を浴びるのは
スイーツ３将星と呼ばれる２人…
カタクリとクラッカーだ

背も高く顔もいいとあって
人気の２人組なのである


店内が一気にざわめき
いい香りが広がる




「ウィウィウィ
花びら餅と豆乳のビスケットが
出来たみたいだよ」



声の方をむけばブリュレがAの横にいた




『ブリュレさん、こんにちは！』



「今日のおススメは
カタクリお兄ちゃんの花びら餅だよ

お客さんに出すお菓子なら
見た目も綺麗だしぴったりだ」




ブリュレはどうやらカタクリのお餅を
Aに推している

自分の作った 小枝のブリュレ は
勧めないのかとAは心の中で笑った




『花びら餅いいですね！
早くしないとカタクリさんのお餅
人気だから…』



「あぁ、それなら…」



ガレットが言いかけると




「任せときな！」




と、ブリュレが驚くべき速さで
カタクリの元へと向かったのである

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