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帰宅してからもサンジの顔は
緩みっぱなし
シャワーを浴びても
ベッドに入っても
だらしがない程に鼻の下が伸びている
ディナーショーの日程は明後日…
明日の朝、１番にAを誘うつもりでいる
(急に貰ったもんだから日はないが…
Aちゃんとデート
しかもディナーショーとなれば
それなりの服装
Aちゃんのドレス姿…)
頭の中では色んなドレスを着た
Aの姿が映し出される
そして、気づいているのかどうなのか
タラタラと鼻血も流れている
サンジは日付けが変わる前に
ベッドに入っていたのに…
漸く眠りについたのは
時計の針が２周した頃だった
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・
『おはようございます
気をつけて行ってらっしゃい！』
今日もAは朝から
アパート周辺の掃除をしながら
住人たちを笑顔で送り出していた
サンジはデートに誘う為
いつも以上に服装や髪のセットに
気合いを入れた
チケットはしっかりと手に握られている
(よし…！)
気合いを入れて階段を下りる
ドクン…
ドクン…ドクン…
朝の挨拶は毎日しているはずなのに
今日はやけに胸が煩い
ドクン…ドクン…ドクン…
(クソカッコ悪ぃ…)
まだ、デートに誘う段階なのに
サンジの心臓はAに一歩近づくたびに
スピードを上げる
(あっ、サンジ君…)
こちらに向かって来るサンジに
気がついたAは
『おはようございます、サンジ君』
と、いつも通り笑顔で声をかけたのだが…
「お、おはよう、Aちゃん…」
サンジの様子が明らかにいつもと違う
(あれ…、いつもならメロリン〜って
クネクネしているのに…
どうしたんだろ？)
Aは不思議に思い
サンジの顔をまじまじと見つめた
「…っ！！」
その視線に気づいたサンジは
顔を真っ赤にして手で覆った
メロリンではなく、本当に照れたようだ
一方、Aはますます様子が変だと
眉をひそめた
『サンジ君…、体調でも悪いの？』
Aの声にサンジはすぐ様否定する
「いや、違ェんだ
その…、Aちゃん…
明後日の夜…一緒にディナーショーに
行かねェか？」
ジワリと変な汗が背中を伝う
手に持ったチケットが
汗で湿っぽくなり始めた
『えっ、ディナーショー？』
サンジからチケットを見せられたAは
目を見開いたのだった
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あい(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！ハンコック様ですね！ちょっと先になるかもしれませんが、登場させますね^ ^ これからも、よろしくお願いします。 (2019年4月7日 17時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あん - すごく面白いですね。これからも、頑張って下さい(￣^￣ゞあと、ハンコック様を出して頂けると嬉しいですO(≧∇≦)o (2019年4月7日 15時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名無し20284号さん» ありがとうございますッ！最高の褒め言葉で嬉しさのあまり、叫んじゃいました笑 私のペースで更新します。これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年3月5日 11時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20284号(プロフ) - 本当に最高の作品です。話が投稿されるたびにおもしろ度の投票が出来ないことがとても残念に思いますT^T お身体に気をつけながら投稿頑張って下さい！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: 9beccee760 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - chiharuさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^ ^ (2019年2月1日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年1月29日 15時
