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「店を出よう…！」
スタスタと歩くロシナンテ
いつものドジはどうしたのか
さっさとお会計を済ませて
Aを連れてレストランの外に出た
そのスピードは
普段とは桁違いだ
『あっ、あの…』
Aは慌てた
自分の気持ちは伝えたものの
ロシナンテの胸中はわからない
「ちょっと付き合ってくれ…」
そう言われて向かったのは…
『観覧車…』
そう、駅前の商業施設にある大きな観覧車だ
ロシナンテがチケットを買い
２人はゴンドラへ乗り込む
夜の観覧車はイルミネーションが綺麗で
ロマンチックだ
まさに２人きり
Aは緊張した面持ちで
ロシナンテを見た
「Aちゃん…」
ロシナンテも赤い瞳でAを見つめる
『…っ！』
心拍数が上がる
狭い空間ではロシナンテに
この胸の音が聞こえてしまいそうだ
「愛してるぜ…」
そう言ってロシナンテは笑った
(ロシーさん…っ！)
途端に胸がいっぱいになり
Aは涙を浮かべた
「えっ…、ちょ…
Aちゃん…！？」
ロシナンテは焦りつつも
Aの隣に座り
Aを優しく抱きしめた
ドクン…
ドクン……
ドクン………
２人の鼓動が一緒に聞こえる
「俺の彼女になってくれ…」
少し掠れた声にAは頷く
『ロシーさん
私も愛しています…』
涙で濡れた顔を上げると
ロシナンテが長い指でそっと涙を掬う
「可愛い…」
６年間の片想いが実った瞬間だった
ロシナンテは愛おしそうに
Aの頬を撫でると
唇にキスをした
チュッ…
少年のようにぎこちないキス
(幸せ…)
だけど、もっと触れて欲しくて
チュッ…
今度はAからキスをする
ロシナンテは目を見開いたが
嬉しそうに微笑み
またキスをした
いつしかキスを止めると
Aはそう言えばと口を開く
『昨日ロシーさんと
女の人を見たんですが…』
「えっ、あれ見たのか…！」
ロシナンテは頭を抱える
「あれはデリンジャーに付き合わされて…」
ロシナンテの話にAはつい笑ってしまう
(ヤキモチ焼くことなかったんだ…)
後日、Aがロシナンテ似の
キャラが登場するアニメにハマったのは
秘密ということで…
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こんばんは！
作者の i です^ ^
更新遅くてすみません。
次はローを予定しています！
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bluemoon(プロフ) - 完結お疲れ様！コメ遅くなってごめんね…。終わると寂しくなるけど、またワンピースの作品書いて欲しいな。もちろん大好きな逆ハーレムものだと嬉しい(〃ω〃)でも、何よりもお疲れ様でしたのが先だね。また、Twitterに返事するから構ってね笑。 (2019年9月6日 17時) (
レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» いつもありがとう(^^) 読みやすいようには注意してるけど、内容はまとまっているかは自信ないなぁ(^^;; 短編難しいよね。今回の作品で痛感した笑！見習わなくても、いつも素敵な作品だよ。お互い頑張ろね！ (2019年7月15日 20時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - 毎回思うけど、お話しをまとめる内容ほんと尊敬する(上から目線でごめんね)。読みやすいし、キャラの特徴もよくつかんでるし。短編って難しいのに…。見習いたいものです(*>ω<*) (2019年7月15日 20時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» 私もサボ好き。金髪イケメンは尊い…！逆ハーレムは幸せだよね^ ^ コメントありがとう！更新頑張るよ！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - エースの次にサボが好き。二人に愛される主人公ちゃんが羨ましい！いや、それ以前に逆ハーレムが素晴らしい(*>ω<*)次も期待してるよ！無理ないように更新頑張ってね！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年5月21日 15時
