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テーブルが料理で埋め尽くすころ
ピンポーン…
インターフォンの音が鳴り響いた
(来た…！)
どうやら、お待ちかねのサボが
やって来たようだ
Aは深呼吸をして
玄関へと向かうとドアを開けた
「よっ！」
『来てくれてありがとう、サボ』
そこには花束を持ったサボがいた
『どうしたのこれ…』
Aはサボから手渡された
花束を見て目をパチクリとさせた
(わざわざ買ってくれたのかな…)
そう思うと胸がキュンとする
「コアラに夕飯をAんとこで
食べるって言ったら
持って行けって渡されたんだよ」
と、サボは答える
『そうなんだ…
後で、コアラちゃんにお礼言っとこう』
(サボが買ったんじゃないんだ…)
Aは赤と白のアネモネを
花瓶に挿して、テーブルの上に飾った
Aが肩を落とすのも無理はない
赤と白のアネモネを組み合わせれば
「あなたへの愛は真実です」という
意味になるのだから…
『綺麗…、華やかになったし
早速、ご飯食べようか…』
「あぁ、そうするか」
２人は向かい合って椅子に座ったのである
「『カンパーイ』」
カチンとグラスを合わせて
赤ワインを口にする
実は酔わないと
昨日のことを聞けないと
Aはお酒を準備していたのだ
ガスパチョにラタトゥイユ
ローストチキンといった
赤ワインに合う料理
「ワインに良く合うな…」
モグモグと口を動かすサボに
Aはホッとした顔を見せた
『気に入ってくれてよかった』
「それで、話ってなんだよ？」
その言葉に一気に表情が固くなる
『えっと…』
(言わないと…！)
Aは覚悟を決め
グラスに入ったワインを
一気に喉に流し込むと
サボを見据えた
(なんだ、なんだっ…！？)
サボはサボで内心動揺しまくりである
「昨日一緒にいた
綺麗な女の人は誰？』
「へっ…？」
Aの思いがけない問に
サボは間抜けな声を出した
『サボのことが好きだから
気になって、気になって…
昨日も眠れなかったんだから…』
少し酔いが回っているのか
Aはほんのり赤い顔で
サボを見つめる
「おま…、俺のこと好きって…」
驚いたサボが真っ赤な顔で
口をパクパクとさせる
『そうだよ！
私、サボのことが大好きなのっ！』
Aはそう叫んだのである
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bluemoon(プロフ) - 完結お疲れ様！コメ遅くなってごめんね…。終わると寂しくなるけど、またワンピースの作品書いて欲しいな。もちろん大好きな逆ハーレムものだと嬉しい(〃ω〃)でも、何よりもお疲れ様でしたのが先だね。また、Twitterに返事するから構ってね笑。 (2019年9月6日 17時) (
レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» いつもありがとう(^^) 読みやすいようには注意してるけど、内容はまとまっているかは自信ないなぁ(^^;; 短編難しいよね。今回の作品で痛感した笑！見習わなくても、いつも素敵な作品だよ。お互い頑張ろね！ (2019年7月15日 20時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - 毎回思うけど、お話しをまとめる内容ほんと尊敬する(上から目線でごめんね)。読みやすいし、キャラの特徴もよくつかんでるし。短編って難しいのに…。見習いたいものです(*>ω<*) (2019年7月15日 20時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» 私もサボ好き。金髪イケメンは尊い…！逆ハーレムは幸せだよね^ ^ コメントありがとう！更新頑張るよ！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - エースの次にサボが好き。二人に愛される主人公ちゃんが羨ましい！いや、それ以前に逆ハーレムが素晴らしい(*>ω<*)次も期待してるよ！無理ないように更新頑張ってね！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年5月21日 15時
