◯ 奇跡の人… ページ1
・
「Aちゃん、迎えに来たよー」
『コアラちゃん、わざわざありがとう』
今日は前にコアラと約束していた
占い師のところへ行く日
「あー、ドキドキするねー！」
『占ってもらうの私なんだけど…笑』
と、他愛もない話をしながら
その占い師がいるという
カマバッカ通りを目指す
「次は、ここを曲がって…」
携帯を片手にコアラが案内するあとを
キョロキョロしながらついて行く
『コアラちゃん…、ここら辺って…』
Aが若干焦った声だ
「大丈夫、ここを抜ければすぐだから」
コアラは気にしていないようだ
えっ？ここがどこかって？
ここは、オトナのホテルが立ち並ぶ通り
ゴテゴテとしたイルミネーションや
電光掲示板が目に入る
(こんなところ、早く通り過ぎなきゃ…！)
「…。」
「…！」
何となく何処かで聞いたことのある声がして
Aはそちらを見た
(…ッ！なんで？こんなところにいるの？)
そこには、Aのよく知る顔の男と
髪の綺麗な女性が一緒にいたのだ
ズキン…
急に呼吸が苦しくなるような
胸の痛みに襲われ
Aは自分の掌を握った
(えっ…？見間違えじゃないよね…)
もう一度、そちらを見れば
先程の男女２人がチラリと見えた
ズキン…
(間違えじゃない…)
Aはもう見たくないと
そこから目をそらし
歩くスピードを速めた
「あれ、そんなに急がなくても
約束の時間に間に合うよ」
コアラがスマホの画面を見せるが
Aは一刻も早くここから立ち去りたかった
『ありがとう…
でも、少しでも早く行きたくて…』
Aの様子にコアラは首を傾げたが
「いーよ、じゃあ早く行こう」
２人は更にスピードを上げたのである
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bluemoon(プロフ) - 完結お疲れ様！コメ遅くなってごめんね…。終わると寂しくなるけど、またワンピースの作品書いて欲しいな。もちろん大好きな逆ハーレムものだと嬉しい(〃ω〃)でも、何よりもお疲れ様でしたのが先だね。また、Twitterに返事するから構ってね笑。 (2019年9月6日 17時) (
レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» いつもありがとう(^^) 読みやすいようには注意してるけど、内容はまとまっているかは自信ないなぁ(^^;; 短編難しいよね。今回の作品で痛感した笑！見習わなくても、いつも素敵な作品だよ。お互い頑張ろね！ (2019年7月15日 20時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - 毎回思うけど、お話しをまとめる内容ほんと尊敬する(上から目線でごめんね)。読みやすいし、キャラの特徴もよくつかんでるし。短編って難しいのに…。見習いたいものです(*>ω<*) (2019年7月15日 20時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» 私もサボ好き。金髪イケメンは尊い…！逆ハーレムは幸せだよね^ ^ コメントありがとう！更新頑張るよ！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - エースの次にサボが好き。二人に愛される主人公ちゃんが羨ましい！いや、それ以前に逆ハーレムが素晴らしい(*>ω<*)次も期待してるよ！無理ないように更新頑張ってね！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年5月21日 15時
