検索窓
今日:334 hit、昨日:134 hit、合計:778,256 hit

35 ページ36








(安室さんの唇
赤井さんよりも少し薄くて
つるんとしていたな…)





そんなことを思いながら走るA






どうやら安室のキスも良かったようだが
赤井とのキスの方が好きなようだ







(赤井さんとのが興奮したッ!)






らしい…

















工藤邸に戻り
玄関のドアを開けると
キッチンから赤井が顔を出した






「朝からどこに行っていたんだ?」






朝食を作っているのか
美味しそうな香りがAを誘う







『ちょっと走ってきたの

すぐに手伝うね』







Aは脱衣所へと向かう








(なんか機嫌が良くないか…?)







そんなAの後ろ姿を見て
赤井は疑問に思ったのである









『赤井さんのカンパーニュ
美味しかったー』





朝から走ったおかげか
Aはいつもよりも朝ごはんが
美味しく感じた






「ほぉー、それは良かった」







Aが喜ぶのが嬉しいのか
赤井も微笑む








「今日はFBIの仲間が来るんだ

出来ればこの家を空けてくれると
助かるんだが…」






定期的に仲間と連絡を取り合っているのだ

Aがいては
色々な情報が漏れる可能性も
ないとは言えない






『OK、その代わり私のお願いも
聞いてくれる?』






ニコニコと話すAに
赤井は若干の不安を覚える






(お願いだと…?
一体今度は何をしろと言うんだ…)







普通じゃないAのお願いなど
はっきり言って
考えたくもないのだが…







「何だ…、言ってみろ…」







『じゃあ…、』








ついつい、ゴクリと喉が鳴り
赤井は変なお願いじゃないことを
切に祈った








『ジョディ捜査官とキャメル捜査官
私に紹介してくれる?

一度会っておきたいの』






「何だ、そんなことか…」






赤井はホッとしたのだが
それも束の間









『それに、せっかくだから
是非、キャメル捜査官とは
キスしておきたいからねー』









(やはり、ロクなことじゃなかったか…)






Aの言葉に赤井は
ため息をついて
天を仰いだのである

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (706 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2097人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あい(プロフ) - ととさん» コメントありがとうございます(^ ^) 2周目ですか!?とても嬉しいですっ!ジン、私も好きで何度も考えてはみたのですが、難しいですね…(^^;; お約束は出来ませんが、もう少し考えてみます。これからもよろしくお願いします! (2019年8月13日 6時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
とと - 2周目、読み終わっちゃいました笑 めっちゃかっこよくて、キュンキュンしちゃいます笑 ジンのお話も見たいなぁ笑 更新頑張ってください! (2019年8月13日 1時) (レス) id: a44899d9d0 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 叶望さん» こんにちは!コメントありがとうございます(^^) 世良さん、私も大好きなので今後どこかで登場させたいと思います。ご期待に添えるかはわかりませんが、少々お待ちくださいね(*^^*) これからもよろしくお願いします! (2019年7月16日 13時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
叶望(プロフ) - こんにちは(^^)/いつも、更新される度にドキドキしながら、読んでいます笑 後、世良さんをもっとだしてほしいです! (2019年7月16日 12時) (レス) id: 00d6839fac (このIDを非表示/違反報告)
S・T(プロフ) - あいさん» おはようございますm(__)m宜しくお願い致しますf(^^; (2019年6月2日 8時) (レス) id: 80eb162450 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:i | 作成日時:2019年4月14日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。