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ドクン…
ドクン……
ドクン………
もはや自分の心音か
ロシナンテの心音なのか…わからない
『っ…、ロシーさん…』
どれくらいそのままでいたのか
漸く出た言葉はそれだけで
「返事は今はいらない
だから…っ、よく考えて欲しいんだ…」
突然のことに頭がフリーズする
まさか、２日連続で別の人から
告白されるなんて思ったりするだろうか…？
それも今まで
恋愛経験がほぼ無いに等しいのに
Aは既にキャパオーバーで
どうしたらいいのかわからない
(ロシーさんが私を好き…？)
そういうことだと
頭では理解しようとしているのだが
心は全く追いついていない
ロシナンテがそっと腕を緩めて
Aの髪を愛おしそうに撫でる
「さぁ…、帰ろうか…」
自然な流れでロシナンテはそのまま
Aの手を握って歩き出す
その手は大きくて温かくて…
所々傷が見えるのはロシナンテらしい
Aは何を言うべきか
わからないまま黙ってしまっていた
(…何を話せばいいの？)
気まずい雰囲気は嫌なのに
どうしたらいいかわからない
すると…
ブンブンとロシナンテが繋いだ手を
軽く振った
Aが驚いて視線を上げれば
ロシナンテが変な顔をして
こちらを見ていた
『っ…、ふふっ！』
顔を見るなりAは吹き出した
「ごめんな…
困らせたかった訳じゃないんだ
だから、普段通りに接してほしい」
そう言って、ロシナンテも笑う
(ロシーさんは人を笑顔にするのが上手…)
『ふふふっ、わかりました』
そう言って２人はアパートを目指す
・
・
・
『はい、お預かりしたズボン…
念の為しっかりと縫っているけど
もう破かないで下さいね？』
あの後、いつもの調子を取り戻した
２人は仲良くアパートへと戻って来た
Aの荷物を部屋へ入れ
穴がしっかりと塞がったズボンを
ロシナンテに返しているところだ
「まじか！ありがとう！」
ロシナンテは嬉しそうにズボンを受け取り
「今度お礼に食事にでも行こう！」
とデートの申し込みをした
『お礼なんて…』
とAは言ったのだが…
拒否権はないと何とか約束をつけたのだ
「じゃあ、また連絡するな！」
『はーい』
ロシナンテを見送ると
Aはその場にへたり込み
思わず手で顔を覆ったのだった
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あい(プロフ) - 吸神さん» コメントありがとうございます！私もスモーカーさん大好きです^ ^ 何処かで出したいな…と思いつつ、あれから出ていないので、また何処かで出てきてもらいましょうかね笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月27日 12時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
吸神 - この作品読ませてもらっております!スモやん出てきた時びっくりしすぎてミルクティー吹きましたｗｗ私スモやん大好きなんで、何処かで出していただければ幸いです!!これからも応援してます!更新頑張ってください!!! (2019年5月27日 10時) (レス) id: 0aa74f57a9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» わざわざ読んで頂いて、コメントまで…ありがとうございます！嬉しすぎて、叫んでしまいました笑 普段は私が読んでいる側なので、少し気恥ずかしいです。私もまだまだ文章を書くのが拙くて、努力が必要だなと思うばかりです。胸キュンして頂けたなら幸いです！ (2019年5月26日 21時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - 作品読ませていただきました。私はエースが好きなのでお話しに出てくると、ニヤニヤしてしまいます。やっぱり逆ハーレムいいですよね！私キングダム意外漫画に疎くて、作品を拝見させていただく度とても勉強になります。キャラの特徴もわかりやすくていいですね(#^.^#) (2019年5月26日 20時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます！実は、私もカタクリさん大好きなんです…！今回メインではありませんが、必ず何処かでカタクリさん出てくるとお約束します^ ^ ほかのシャーロット家の方たちも数人出る予定です。ベポのスタンプ、私も使ってみたいです笑笑 (2019年1月29日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2018年12月4日 15時
