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『あの…、サボさん？』
Aがこちらにゆっくりと目を向ける
「み、見ないでくれっ！」
サボは必死に腕で顔を隠そうとしているが
金髪の髪の毛から出ている赤い耳が
隠しきれていない
Aは何だかその様子が可愛く見えて
フフッと笑ってしまった
『サボさん真っ赤…』
「クソ…、こんな顔見るんじゃねェよ…」
そう言いながらも
Aと視線が絡むとサボも
ハハッと笑ってしまったのである
・
・
・
「なぁ…、A
もう敬語もさん付けもやめてくれよ…」
あれからまた２人は何時ものように
小説の話をしたのだが
ふとサボがそんなことを言い出したのだ
『急にどうしたんですか？』
Aが不思議そうな顔をすれば
サボは少し照れながら
「なんか余所余所しいだろ…
俺はもっとAと仲良くなりたいんだ…」
と笑って見せた
(そっか…、なんか嬉しい…)
Aは少しくすぐったいようにも
思えたが純粋に喜んだ
『そんな風に思ってもらえて嬉しいです
じゃあ…敬語もやめる
さん付けもやめるね』
「そうして貰えると助かるよ」
『じゃあ…、何て呼べばいいの？
サボ君…？』
Aがそう言えば
「それだけはやめてくれ…」
仕事を思い出すから
(君付けはコアラだけなんだとか)
と懇願されてしまった
『じゃあどうしようか…？』
「サボ」
『えっ⁈ 』
「サボって呼んで欲しい…」
少し熱っぽい視線を向けられ
胸がキュンとなる
(呼び捨て…)
これまでの人生を振り返っても
男の人を呼び捨てにしていたのは
幼馴染くらいだった
(ちょっと緊張するけど…)
『サっ…、サボ…』
急に呼び捨てはやはり難しかったのか
ちょっと恥ずかしさも混ざって
何処かぎこちなくなる
「…っ、ありがとう」
それさえもサボからしてみれば
可愛らしいもので
その破壊力は凄まじい
ほんのりと頬を染めながらも
(っしゃ！)
と心の中で歓喜の雄叫びを上げたのだった
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あい(プロフ) - 吸神さん» コメントありがとうございます！私もスモーカーさん大好きです^ ^ 何処かで出したいな…と思いつつ、あれから出ていないので、また何処かで出てきてもらいましょうかね笑 これからもよろしくお願いします！ (2019年5月27日 12時) (
レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
吸神 - この作品読ませてもらっております!スモやん出てきた時びっくりしすぎてミルクティー吹きましたｗｗ私スモやん大好きなんで、何処かで出していただければ幸いです!!これからも応援してます!更新頑張ってください!!! (2019年5月27日 10時) (レス) id: 0aa74f57a9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» わざわざ読んで頂いて、コメントまで…ありがとうございます！嬉しすぎて、叫んでしまいました笑 普段は私が読んでいる側なので、少し気恥ずかしいです。私もまだまだ文章を書くのが拙くて、努力が必要だなと思うばかりです。胸キュンして頂けたなら幸いです！ (2019年5月26日 21時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - 作品読ませていただきました。私はエースが好きなのでお話しに出てくると、ニヤニヤしてしまいます。やっぱり逆ハーレムいいですよね！私キングダム意外漫画に疎くて、作品を拝見させていただく度とても勉強になります。キャラの特徴もわかりやすくていいですね(#^.^#) (2019年5月26日 20時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます！実は、私もカタクリさん大好きなんです…！今回メインではありませんが、必ず何処かでカタクリさん出てくるとお約束します^ ^ ほかのシャーロット家の方たちも数人出る予定です。ベポのスタンプ、私も使ってみたいです笑笑 (2019年1月29日 15時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2018年12月4日 15時
