天体観測1 ページ9
今日はいつもより早くお風呂に入った。
親にばれないように、こっそり夜中に抜け出すから。
私の家は金持ちな癖に監視カメラの一つついていない。
私は時計を見つめながら、望遠鏡を背中に担いだ。
時計は夜中の一時を指した。
そっとドアを開けて、道路に出る。
不思議な背徳感が、私の背中をかすめた。
彼によると、今日は流れ星がきれいに見えるらしい。
「シ、シグレさん！こ、、、こっち！」
「あまね君！」
二人で、神社の石段を上る。
夜の風が頬を撫でる。
「、、、」
しばらく二人で無言になる。
「、、、シグレさん、、、」
「どうしたの？」
「(言えない言えない、、、ここの神社の石段で手をつなぐとカップルが結ばれるって噂があるな
んて言えない、、、)」
「、、、？」
「やっぱ何でもない、、、」
「、、、そっか。それにしてもさ、ここ暗いね。私、、、怖くなってきちゃった。」
「、、、！(手、、、繋ぐチャンス？)」
「ね、ねえ、、、手、、、つ、、な、、、、、ぐ？」
「いいの？じゃあお言葉に甘えて。」
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
視点変更
「いいの？じゃあお言葉に甘えて。」
やったああああ(内心ガッツポーズ)
彼女の真っ白な手が、、、手に伝わる。
「、、、ありがとう。」
ああ、、、天使かよ。
石段のてっぺんが見えてきた。
「ついた、、、よ」
「わあ、、、綺麗じゃない？あそことか、あそことか！」
「うん、、そ、、、だね。」
君のほうが綺麗だよとか言ってみたい。
「もう少し、、、」
「ど、、どうしたの？」
「もう少し、、、近くいってもいい？」
「、、、？」
「鈍感だなあ、、、あまね君は。」
あっ、、、の！ここここここ、、、これ以上近づかれたら俺が死んじゃいそうなんですけど？！
「ほら、もう少しで流れ星来ちゃうよ。」
「、、、？、、、？？？」
「ほら、願い事考えないと。」
そっか、、、
学校にいる時とは違う、、、
どこまでも優しくて、、、どこまでも純粋な女の子。
ホントはそんな子なんだ。
いっつもどこか気怠そうで、ちょっと生意気で、、、でも、、、
今は違う。
純粋に素直に生きている彼女がいる。
＝＝＝＝ｷﾘﾄﾘ＝＝＝＝
えー、、、この度はオリジナルフラグ外し忘れててごめんなさい！
あと、怪異裁判雨雪さんの最初のシリーズが100HIT超えました！
＿|＼○＿アリガトウゴザイマアアス!!!!!!!!!
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馬鹿です - 超超超超ty((煩っ 超面白いです！もっと伸びても良いぐらい面白いです！続き書いてください！応援してます‼︎ (2022年4月1日 14時) (
レス) @page24 id: ae233b0539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるむのお部屋 x他1人 | 作成日時：2022年1月25日 18時
