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25 、 (自衛よろ) ページ25
A side
咳で呼吸が出来ない苦しさに生理的な涙が出る。
目の前にはしんぺいの顔。距離がバカ近い。……あ、れ？。ふと状況を思い返す。
く、口移し…された…？
熱が引いていなかったにも関わらず、さらに熱くなっていく。
しんぺいは…本気だ。(汗)
なんや、としんぺいを見ると、何かに耐えるような苦しい顔をしていた。
が、ゆっくりとしんぺいの左手は俺の左腹に、右手は右首あたりに置かれた。
途端、しんぺいが少し強引に押し倒して来た。足も軽く交差する。
反抗するため、体を起こそうと力を入れると、耳元で
si 「ッAが悪いっ、…」
なんて、つくられた甘い声に囁かれ、力が抜ける。
もう反抗できる状態じゃない。軽いキスくらい許してもいいかな、なんて思ってしまった。
__________唇が触れ合う。
余裕が無くても、唇は結んでおくべきだった。
しんぺいが、欲望のままに舌を這わせ、口内を搔き乱していく。
俺自身から這わせることはない。決してない。
ないはずなのに…久々だからか、気持ち良く感じてしまう。
「ッん………はッ………んぅ///…」
si 「っ、…」
快感に抗えない。小さく、女みたいに喘いで。
キスを攻めたことくらいあるのにも関わらず、しんぺいの思うがままになってしまって情けない。
首を撫でるように触る手付きにゾクゾクする。こんな…キスって良かったっけ。
俺も舌を這わせると、どれくらい気持ちいんだろう。
そんなことを思ってしまうほど、しんぺいのキスがイイ。ほどよく酸欠になるキス。
この甘い声も、いやらしい水音も、自分の行為からなるものだとは信じ難い。
……あぁ、もう分かんない。ダメだ、頭…回んない。
力の入らない手でトントンっと方を押すと、離れてくれた。
透明の糸が橋を架ける。
物足りないと感じてしまうのは、しかたないのか、はたまた俺が変態なだけか。
si 「…ご、ごめん無理矢理…嫌やったよね…。抑えるつもりやったんに…」
「…ww察せやバカw、全力で抵抗すれば逃げれるんやで？」
si 「…このイケメン野郎が……なんでそんな余裕そうやねん。さっきまで…」
「だぁぁぁぁーーーーwwwうるせえ！言うなや！」
しんぺいにはバレてへんっぽいけど、本当に余裕ないで？
(触れて無かったけど、俺って下なん？？？？？)
続く (更新停止中)
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さるさそーす - 作者です！コメント、応援ありがとうございます！掛け持ちですが、投稿頻度がこれ以上落ちないように頑張ります！ (2022年9月11日 1時) (
レス) id: e3803de454 (このIDを非表示/違反報告)
余白に糊。???(プロフ) - 初コメ失礼します！もう一個のほうもみさせていただいて、応援してます！めっちゃ面白いです！ (2022年9月7日 16時) (レス) @page6 id: 42dbdce760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるさそーす | 作成日時：2022年8月29日 22時
