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24 圧 【si】 ページ24
A side
何だこの地獄絵図…。
目を覚まして見ると、シャオロンは自己嫌悪になってるし、
グルッペンとマンちゃんはエーミールから説教されているし…。
ショッピくんとゾムくんはおどおどしていて、この空気で寝落ちした猛者(書記長)もいる。
事の発端が俺だなんて信じたくもない。察しの良さを恨むわ…。
俺も、あの出来事は忘れるつもりでいるし。
どう対応しようか迷っていると、医務室のドアが開いた。
si 「掘られたくなかったら黙れや。医務室では静かにって言うてるやろ？」
地獄絵図が新たな地獄絵図に変わる。
とんでもない圧のおかげで、全員が出ていく。トントン様でさえ。
ベットの中で静かにしていたが、しんぺいは俺が起きたって気づいたみたいだ。
si 「ガチであいつら…はぁ。”俺の”Aが寝てるのに。」
いや、前言撤回。気づいてはなさそう。
しんぺいって、ディスる時とか煽る時にだけくさいセリフを言う。
そして、しんぺいの独り言は本音だ。昔の記憶ではやけどね。
このことを考慮すると、本心で”それ”を言ってるってこと…。
思考が停止してすぐに、聞いてしまった。
si 「Aが人気すぎる…。危機感0だし。俺が一番愛してるし、愛せるのに。
キスしたらどんな反応してくれるかなぁ。溶けた顔、見てみたいなぁ。
Aの【自主規制】触ったらどうなるかなぁ。ほってみたら反応するかな。
【自主規制】して【自主規制】して【自主規制】したい。…w」
一気に体も顔も熱くなるのが分かる。
爆弾発言をして、諦めたように笑うのを聞くと、息が詰まる。
カーテンの隙間から見えるしんぺいは、お面をしていない。
そんな…大人っぽい表情は…本当にずるい。
熱を沈めたくて集中すると、声がかかった。け、気配間違って消しちゃった…。
si 「Aー？起きた？…。」
「あ"り、……ありがとう。」
体を起こして、ベッドに座る。声終わってんな。
しんぺいは、慣れた手つきで水の入ったコップを渡してくれる。のどが渇いているのもお見通しか。
マスクを外して机に置く。水を飲むためにコップを手に取ると、コップをしんぺいが取った。
si 「A…。ッ、Aっ、」
「…？水…、えっと…？」
名前を呼んだかと思うと、なぜかしんぺいが水を飲ん、！？！？
「ん？！……ｺﾞｸ。っケホ、ｹﾎｯ…」
呼吸が詰まる苦しさに生理的な涙が出た。何、された…？
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さるさそーす - 作者です！コメント、応援ありがとうございます！掛け持ちですが、投稿頻度がこれ以上落ちないように頑張ります！ (2022年9月11日 1時) (
レス) id: e3803de454 (このIDを非表示/違反報告)
余白に糊。???(プロフ) - 初コメ失礼します！もう一個のほうもみさせていただいて、応援してます！めっちゃ面白いです！ (2022年9月7日 16時) (レス) @page6 id: 42dbdce760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるさそーす | 作成日時：2022年8月29日 22時
