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パーティーにて
「遅いです、ヨル先輩ー!」
「すみません」
「彼氏さんと来るって聞きましたけどぉ〜?」
「なんだか急用が入ってしまったようです、、、」
「え〜残念、見たかったな〜」
少し暗い顔をしたヨルの後ろからぴょこっと顔を出し、
周りを見渡す
「、、、?」
「「「!!??!?」」」
「はっ、、、そうでした、、サーシャさん、こちら会社の同僚の方たちです」
「サーシャ、、、っす、、、」
「えっ、、、と、、どこの子かなぁ〜、、?」
主催の人?が近づいた瞬間、サッとヨルの後ろに隠れる
なんか嫌だ
顔引き攣ってるし。
「サーシャさんは人見知りでして、、、」
「え、あぁ、、、そうなんですか、、」
「、、、母さん、あっち」
「「(母さん!?)」」
ヨルの手を引いて空いているソファ(?)近くまで移動する
彼奴、してやったりみたいな顔してる
、、、恋人自慢か。多分。マウント取りたいんだろうな
性格ブスは
「こんばんは、僕。俺はドミニク。
君のお名前は?」
「、、、サーシャ」
「サーシャ君、良い名前だね」
なんか、この人はいい人そう
ちょっと社築みある。
いや、オタクじゃないか
「いや、マジで楽しみにしてたんだけどな、ヨルさんの彼
ユーリくん何時も心配してたからさ
その子は?」
「前に遠い親戚に不幸があって、引き取ったんです。
まだこの子が物心つく前だったので、親代わり?みたいな
ハッ、そうです、あの、ドミニクさん
ユーリには、“いい人を連れてきた”と伝えていただけませんか、、、?」
「え〜!?ないない!!
そこまでして見栄張りたいんですか〜!?
ちゃんと
“彼じゃなくて子供を連れてきた”って言っとくわ」
、、、別にユーリ俺のこと知ってるし問題ないんじゃね?
知らないとでも思ってんのかー?
弱いねぇ、もちさんのほうが煽りスキル高いよぉ〜?
なんて考えていると何時の間にか女は去っていて、
ヨルが不安そうにこちらを見ていた
「、、、サーシャさん、何かお食べになりますか?」
「、、、(ブンブン」
「では、帰りましょうか。
申し訳ありません、ここでおいとま______」
バンッ!______
「遅くなり申し訳ない。
ヨルの夫のロイド・フォージャーです」
「「「!!?!!?!?」」」
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作者名:るーたそ | 作成日時:2022年7月23日 21時